進化論の挑戦 (角川選書 288)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047032880

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  • 図書館の除籍本

  • [ 内容 ]
    本書は、進化論の失敗を含めた歴史的背景を振り返り、差別思想、倫理観、宗教観、フェミニズム、心理学などの既存の領域を進化論的側面から掘り返す。
    その上で、新たな思想の足場となる生物学的な人間観を提示した、画期的な書。

    [ 目次 ]
    第1章 進化と進化論の歴史
    第2章 国家と社会の名のもとに―優生学と社会ダーウィニズム
    第3章 社会行動の影に遺伝子あり
    第4章 人はなぜ道徳的に振る舞うのか、また、なぜそうでなければならないのか?
    第5章 ダーウィンとフェミニズム
    第6章 ケーニヒスベルクの300年―進化論と認識論
    第7章 人の心の歴史
    第8章 さらばガイア、こんにちはバイオフィリア

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • グランドセオリーとしての進化論を提唱している。進化倫理学に興味をもつ。

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著者プロフィール

東京大学大学院情報学環教授、理化学研究所革新知能統合研究センター・チームリーダー。もともとの専攻は霊長類学だが、現在は科学技術と社会の関係についての研究考察が専門領域。人類進化の観点から人類の科学技術を定位することが根本の関心。著書に『科学とはなにか』(講談社)など。

「2024年 『抑圧のアルゴリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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