源平争乱と平家物語

  • 角川グループパブリッシング (2001年4月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784047033221

作品紹介・あらすじ

平家物語は「史書」であり、決して小説ではない──。数々の定説を覆してきた著者が、多角的アプローチで平安末期の人間像を描く。新たなる平家物語の読み方を提示し、その背後に隠された真実を探る。

〈目次〉
はじめに

第一章 平氏の盛衰
    平氏の台頭
    平氏の権勢
    平氏の財力
    平氏と瀬戸内海

第二章 源平時代の人間像
    平 清盛
    平 重盛
    祇王と平宗盛
    源頼朝の生涯
    『平家物語』が描く頼朝
    源平の武将たち
    梶原景時
    生きていた小次郎
    「弁慶上使」と弁慶説話
    井上靖の『後白河院』

第三章 平家物語の世界
    『平家物語』の虚実
    貴族・武士の交替
    軍記物語と史実
    黒板勝美の『義経伝』
    京都の源平史跡

第四章 源平争乱と地域史
    近江の源平争乱
    源平争乱と瀬戸内海
    源平争乱と紀州

初出一覧

みんなの感想まとめ

歴史の深みと人間の複雑さを探る一冊であり、平家物語の新たな読み方を提案しています。著者は平安末期の人々の価値観や宿命を掘り下げ、正義と不義の境界が曖昧な中世の世界を描写。特に、貴族から武士への主従関係...

感想・レビュー・書評

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  • この方の本、本当に面白いです…何を読んでも。今回も難しいですがとても面白かった!「余談だが」があっても、その余談も軸は本筋から全くズレないので興味深いものですし、後世の義経像についても「それはやりすぎ」と言うように言葉でバッサリ切るのも気持ちいいです…読んでいて爽快感が(笑)後半になると、地域史や明治時代~の学者さんの説、考証史学やそれが台頭した背景等、深いお話が多くなります。それもとても興味深いものなのですが、私にはちょっと難しすぎて読んでいてペースダウンせざるを得ず…残念でした、自分に。

  • 源平争乱と平家物語について著者の書いたエッセイをまとめた1冊。
    書いた時期も掲載された媒体も異なるので、多少の違和感を感じるところもあったが、スラスラと読めます。

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著者プロフィール

1931年生まれ。1953年京都大学文学部史学科卒。京都大学・龍谷大学・皇學館大学教授を経て、現在、京都大学名誉教授、文学博士。著書に『北条泰時』(吉川弘文館)、『源平の盛衰』(『講談社学術文庫』)、『日本中世政治史研究』(塙書房)、『平家物語の虚構と事実』(塙書房)、『源義経』(『平凡社ライブラリー』)、『人車記』(思文閣出版)、『兵範記』(思文閣出版)、『鎌倉時代政治史研究』(吉川弘文館)、『鎌倉時代―その光と影』(吉川弘文館)、『日本中世国家史論考』(塙書房)、『日本史の快楽』(『角川ソフィア文庫」)、『源平争乱と平家物語』(角川選書)、『壇ノ浦合戦と女人たち』(赤間神宮)、『戦中・戦後三高小史』(三高自昭会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2012年 『赤松俊秀著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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