源平争乱と平家物語 (角川選書 322)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047033221

感想・レビュー・書評

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  • この方の本、本当に面白いです…何を読んでも。今回も難しいですがとても面白かった!「余談だが」があっても、その余談も軸は本筋から全くズレないので興味深いものですし、後世の義経像についても「それはやりすぎ」と言うように言葉でバッサリ切るのも気持ちいいです…読んでいて爽快感が(笑)後半になると、地域史や明治時代~の学者さんの説、考証史学やそれが台頭した背景等、深いお話が多くなります。それもとても興味深いものなのですが、私にはちょっと難しすぎて読んでいてペースダウンせざるを得ず…残念でした、自分に。

  • 源平争乱と平家物語について著者の書いたエッセイをまとめた1冊。
    書いた時期も掲載された媒体も異なるので、多少の違和感を感じるところもあったが、スラスラと読めます。

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著者プロフィール

1931年生まれ。1953年京都大学文学部史学科卒。京都大学・龍谷大学・皇學館大学教授を経て、現在、京都大学名誉教授、文学博士。著書に『北条泰時』(吉川弘文館)、『源平の盛衰』(『講談社学術文庫』)、『日本中世政治史研究』(塙書房)、『平家物語の虚構と事実』(塙書房)、『源義経』(『平凡社ライブラリー』)、『人車記』(思文閣出版)、『兵範記』(思文閣出版)、『鎌倉時代政治史研究』(吉川弘文館)、『鎌倉時代―その光と影』(吉川弘文館)、『日本中世国家史論考』(塙書房)、『日本史の快楽』(『角川ソフィア文庫」)、『源平争乱と平家物語』(角川選書)、『壇ノ浦合戦と女人たち』(赤間神宮)、『戦中・戦後三高小史』(三高自昭会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2012年 『赤松俊秀著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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