闘う皇族 ある宮家の三代 (角川選書 380)

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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047033801

作品紹介・あらすじ

香淳皇后(昭和天皇皇后)の実家として知られる久邇宮家は、戦後、他の十の宮家と共に皇籍離脱し消滅した。明治以前は摂関家より下位とされながら、近代日本において特権階級の頂点に祭り上げられた「宮家」・「皇族」とは、果たしていかなる存在だったのか。資料を丹念に解きほぐしながら、久邇宮家の個性的な三代の当主に光をあて、その実態に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 香淳皇后の御生家でもある久邇宮家三代に付いて
    詳細に記されています。
    北朝嫡流ながら現在の皇室とは数百年も離れた宮家が
    維新後、華族よりもっとずっと上に祭り上げられ
    軍などでも超法規的な扱いを受けられた宮家の
    実態を知るには最適な本です。

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著者プロフィール

1947年、東京生まれ。70年、慶應義塾大学経済学部卒業。出版社に入り、雑誌・書籍の編集に携わる傍ら、日本近・現代史に興味を抱く。主な著書に『侯爵家の娘 岩倉靖子とある時代』『華族たちの近代』(共に中公文庫)、『華族誕生 名誉と体面の明治』(講談社学術文庫)、『闘う皇族 ある宮家の三代』『皇族誕生』(共に、角川文庫)、『皇室一五〇年史』『皇族と天皇』(共にちくま新書)、『歴史の余白 日本近現代こぼれ話』(文春新書)などがある。

「2018年 『大正天皇婚約解消事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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