平安貴族のシルクロード (角川選書 397)

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  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047033979

作品紹介・あらすじ

平安時代の王朝貴族は、中国の歴史書から、舞楽から、見たこともないシルクロードを想像し憧れていた。『竹取物語』でかぐや姫が五人の求婚者に求めたものは、すべてシルクロードの産物であった。琴の秘曲伝授を中心に描かれる『宇津保物語』は、ペルシアへの漂着、生命の木など、オリエンタルな話題が満載された、アラビアン・ナイトのような物語であった。日本古来の文化によって成り立っていると思われがちな王朝物語を、世界史的観点で捉え直す。

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著者プロフィール

1932年(昭和7)東京に生まれる。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。富山大学・聖徳大学名誉教授、文学博士。
著書に『王朝歌壇の研究』『万葉集形成の謎』(共に桜楓社)、『閨怨の詩人小野小町』(三省堂選書)、『王朝貴族物語 古代エリートの日常生活』(講談社現代新書)、『万葉集の誕生と大陸文化 シルクロードから大和へ』(角川選書)、『心にひびく日本の古典』(新潮社)、『こんなにも面白い日本の古典』(角川ソフィア文庫)、『創られたスサノオ神話』(中公叢書)、『大麻と古代日本の神々』(宝島新書)、『こんなにも面白い万葉集』(PHP研究所)など他多数

「2020年 『草莽の防人歌 万葉のわだつみの声をきく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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