江戸東京怪談文学散歩 (角川選書 428)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047034280

作品紹介・あらすじ

江戸、東京には、怪談や怪奇小説の舞台となった場所が、両国、深川、新宿など、随所にある-。怪談研究のエキスパート東雅夫が、東京の街を徘徊探訪し、芥川龍之介、永井荷風、岡本綺堂、三遊亭円朝から、宮部みゆきまで、古今の名作怪談にゆかりのスポットと不思議な伝承を案内する…怖ろしくも興趣尽きない江戸東京案内。

感想・レビュー・書評

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  • 鴎外「百物語」、荷風「来訪者」、芥川「妖婆」、鏡花「怪談会」「恋女房」等…怪談物語ゆかりの地の解説と聖地巡礼レポがセットになった一冊。
    その中でも綺堂「青蛙堂」と圓朝「怪談乳房榎」が個人的に好きなお話って事もあり、面白かったですね。坂に憑かれた綺堂。
    主に東京の東半分が舞台になっているのが多いのも土地柄でしょうが興味深い。谷中や浅草、深川界隈を実際に回ってみたくなります。

  • 泉鏡花の百物語の話や宮部みゆきの描く深川界隈など、怪談文学にまつわる場所と素敵な文章を紹介してくれる本。

  • 名所図、切り絵図を持って散歩してみたくなる。
    口調が合わないせいか読みにくい。

  • 宮部さんとの対談も収録されており、大変面白かった。
    紹介のあった本を読もうと思いました。
    また寝られなくなるかしら…。ヒィ。

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著者プロフィール

1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」「幽」編集長を歴任。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」「文豪怪談ライバルズ!」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』、編纂書に『ゴシック文学入門』『ゴシック文学神髄』、「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」「平成怪奇小説傑作集」「赤江瀑アラベスク」「文豪怪奇コレクション」の各シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズなどがある。

「2022年 『桜 文豪怪談ライバルズ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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