雨月物語の世界 上田秋成の怪異の正体 (角川選書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047034440

作品紹介・あらすじ

『雨月物語』の9編の小説は、怪異・伝奇・歴史・翻案小説といった、いくつもの「顔」をもつ。これらは「死」が身近であった中世という時代枠で描かれているが、一見無関係に見える9編には上田秋成の生への不安や生い立ちからくるトラウマが色濃く映し出されている。さらに怪異の美をかたちづくる暗号や語り口が、中国や日本の多くの古典をふまえて構築されていることを解明。秋成の妖美な小説世界の全貌に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 半分は秋成の話でした。秋成の茶人としての(他にもいろんなことやってるけどそれの)精神とかはどこに表れてるの?って学部の頃からの疑問が解決しました。全部本気でやっとったわけではなかったのね。
    最後の廃墟の話は面白かった。

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プロフィール

一九六一年京都市生まれ。上智大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。現在、防衛大学校教授。
専攻、日本近世文学(上田秋成、近世軍記、西鶴武家物、人情本など)、近代俳句。
著書に『雨月物語論 源泉と主題』(笠間書院、一九九九年)、『サムライの書斎 江戸武家文人列伝』(ぺりかん社、二〇〇七年)、『雨月物語の世界 上田秋成の怪異の正体』(角川選書、二〇〇九年)、『恋愛小説の誕生 ロマンス・消費・いき』(笠間書院、二〇〇九年)、『春雨物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫、二〇一〇年)、『江戸の発禁本 欲望と抑圧の近世』(角川選書、二〇一三年)、『近世刊行軍書論 教訓・娯楽・考証』(笠間書院、二〇一四年)。共著に『改訂 雨月物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫、二〇〇六年)、『春雨物語』(三弥井書店、二〇一二年)、『江戸文学を選び直す 現代語訳付き名文案内』(笠間書院、二〇一四年) 、『上田秋成研究事典』(笠間書院、二〇一六年)など。

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