雨月物語の世界 上田秋成の怪異の正体 (角川選書 444)
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2009年5月11日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047034440
作品紹介・あらすじ
『雨月物語』の9編の小説は、怪異・伝奇・歴史・翻案小説といった、いくつもの「顔」をもつ。これらは「死」が身近であった中世という時代枠で描かれているが、一見無関係に見える9編には上田秋成の生への不安や生い立ちからくるトラウマが色濃く映し出されている。さらに怪異の美をかたちづくる暗号や語り口が、中国や日本の多くの古典をふまえて構築されていることを解明。秋成の妖美な小説世界の全貌に迫る。
感想・レビュー・書評
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半分は秋成の話でした。秋成の茶人としての(他にもいろんなことやってるけどそれの)精神とかはどこに表れてるの?って学部の頃からの疑問が解決しました。全部本気でやっとったわけではなかったのね。
最後の廃墟の話は面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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