慈悲の名君 保科正之 (角川選書)

著者 : 中村彰彦
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2010年2月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047034587

作品紹介

徳川幕政を文治主義へと導き、為政者の鑑として語り継がれた会津藩祖・保科正之。四代将軍家綱の輔弼役として、ひたむきに万民の便利安居を求めた名君ながら、その姿はいまだ歴史の陰に埋もれている。明暦の大火や玉川上水の開削問題に見せた抜群の指導力、会津藩内に実現させた社倉、老養扶持、救急医療の先見的な福祉制度、そして加賀や米沢ほか諸藩にも及んだ救済措置-。名君の足跡を辿り、清冽な生涯を現代に蘇らせる。

慈悲の名君 保科正之 (角川選書)の感想・レビュー・書評

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  • 褒めすぎ。著者の保科正之への入れ込みようはよくわかったが、あまりにもスーパー政治家、完璧な人格者として描かれていて、正之が面白みのない人物に映った。これは実在の人物なのか?正之への批判はなかったのか?厚みのない内容だった。

  • 徳川幕政を文治主義へと導き、為政者の鑑として語り継がれる会津藩祖保科正之の本。玉川上水の開削問題など大規模事業への指導力だけでなく、当時の発想としては先見的な
    社倉、老養扶持、救急医療の先見的な福祉制度などの採用など、その足跡を辿ることができる。人物形成の過程などは同著者の他の本もあたってみたほうがいいように思う。

  • 天地明察を読んで、保科正之という人物に興味が湧いて読んだ。読んでよかった。

  • 今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」始まりましたね。その舞台、会津藩の藩祖保科正之の生涯をご紹介します。二代将軍徳川秀忠の子として生まれながら、正室に命を狙われたため、高遠でこっそり養育された正之。三代家光の代になってようやく表舞台に登場します。家光に身内として遇され感激した正之は、有名な会津藩家訓の1番に「徳川将軍家に忠誠を尽くすこと」を掲げました。今も脈々と続く会津精神は、正之の生き方そのものであるといえます。幕末、会津藩主松平容保がこの会津藩家訓を忠実に守ったからこそ滅びの道をたどったという事は胸が痛みます。が、その真っ直ぐな思いこそが、大河のヒロイン八重の凛とした生き方に通じている気がします。

  • 筆者がこれまで書いてきた保科正之ものの集大成か。
    筆者の思い浮かべる正之像に関してはこの一冊だけ読めば、他の正之ものは不要。

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