万葉挽歌のこころ 夢と死の古代学 (角川選書)

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  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047034990

作品紹介・あらすじ

愛しき人の死。その面影への思慕を胸に万葉びとが作りあげた挽歌の世界とは。天智天皇の危篤・崩御・殯・埋葬を妻たちが歌った天智天皇挽歌群。その一首一首を丁寧な語彙解説と現代語訳で読みときながら、光を「影」と呼び、「夢」で亡き人と出会う万葉独特の世界観を解明。死者を悼む挽歌が、帝の寵愛の深さを競う「戦いの文学」の横顔をもつことを描きだす。古代学の冒険にして、古からの日本人の死生観にせまる画期的万葉論。

感想・レビュー・書評

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  • 天智天皇挽歌群九首のみにしぼり、そこに含まれる万葉の生死感を紐解き探る。
    読みやすい文章と多角的視野と総合的判断から得る論は得るものが大きいと思う。

    著者曰わくの「挽歌を歌うことは、妻たちの戦い」が、とても印象的。

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著者プロフィール

一九六〇年 福岡県に生まれる
一九八四年 國學院大學文学部文学科卒業
一九九〇年 國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学
現在    奈良大学教授
主な著書  『古代日本の文芸空間―万葉挽歌と葬送儀礼』(雄山閣出版)
『芸能伝承の民俗誌的研究―カタとココロを伝えるくふう―』(世界思想社)
『魂の古代学―問いつづける折口信夫』(新潮社)
『日本人にとって聖なるものとは何か―神と自然の古代学―』(中央公論新社)

「2017年 『論集上代文学 第三十八冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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