てんてん 日本語究極の謎に迫る (角川選書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 39
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047035003

作品紹介・あらすじ

"かな"を濁った音にする「てんてん」は、近代に発明された記号である。『古事記』『万葉集』など万葉仮名で書かれた日本語には、濁音で始まる言葉はほとんどなく、江戸の人々は、「てんてん」がつかない文章でも、状況に応じて濁る・濁らないを判断していた。自然の音を言葉にする能力に長けた日本人の精神性に根ざした「てんてん」の由来と発明の真相に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • jpn 日本語

  • 勉強になりました。

  • (推薦者コメント)
    昔は濁点を付けずに濁点に読んでいた言葉が数多くあった。現代人からすれば、そんな文章は分かりずらいことこの上ないだろう。日本語における濁点の役割を考える。

  • 古来日本語に濁点は無かった、と言うことを「へぇ」と意外に思い、万葉の時代から現代までの変遷を追う内容でした。
    時々、「そうなの?」と感じてしまうところや「よく分からない…」と悩むところもありましたが日本語の歴史の深さや濁音の不思議さに感心しました。

  • 「てふてふ」は実は「でぃえっぷでぃえっぷ」と読む……。そんな衝撃的な話から始まる、日本語の謎。当時の読み手の音声が残っていない以上、この説がどこまで正しいのかはよくわからないのだが、この分野の研究書をいくつか読んでみたい気にはなった。ただ、ところどころ「ほんとにそう言い切れるの?」といった部分があるのが正直な印象。

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著者プロフィール

1963年、長崎県生まれ。大東文化大学准教授(中国文献学)。著書に、『日本語の奇跡』『ん』(以上、新潮新書)、『てんてん』(角川選書)、『迷いが晴れる論語の読み方』(幻冬舎)など。

「2016年 『カタカナの正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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