愛着崩壊 子どもを愛せない大人たち

  • 角川学芸出版 (2012年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784047035072

作品紹介・あらすじ

急増する依存症、発達障害、境界性人格障害……。その共通の背景をなすのは「絆」の病、愛着障害だった。一生を左右する幼い日の愛着体験の重要性を数々の事例で解明し、命と心を支える新たな世界観を提唱する。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の他の本も沢山読んだので、内容は大体似ていますが、ちょっと専門的で若干疲れてくるのと、基本的に前半は当てはまる自分にとっては読んでいて辛いです。でも毎回大事な事が提議されていると思います。

  • 著者の本をまとめて読んでみようとしての何冊目か。
    医師らしく、現象よりも原因を追及する内容になっている。
    中でも、この本は「オキシトシン」に関する記述が多い。
    愛情ホルモンとか呼ばれているオキシトシンの働きを知ることができた。
    が、他の本に比べると読みづらかった。

  • 493.7-O-

  • 思ったより専門的な内容だった。大体の内容を読んだ。
    実際の事例や実験に基づいたことも沢山書かれていたが、育てかたに問題の重きをおかれていて、同じ育てかたをされていても親と子供の相性によっても大きな違いがあると思うが、そういうところも、もっと詳しく知りたい。
    今度は具体的に問題を抱えている人がどうしたらいいのかを示してくれる内容の本を読みたいと思った。

  • 現代人の生きづらさは”愛着システムの問題”にあるということを示す本。「①愛着の問題と関連がある事例②愛着の重要性③愛着形成に影響を与えるもの④愛着形成の生物学的メカニズム⑤発達障害増加の背景⑥愛着崩壊を促した要因⑦愛着システムを守るための方策」という流れ。

    ・愛着=人との関わり方の型となるもの。
    ・発達障害=突き出た個性。突然変異は進化の可能性。

    多くの研究データを論拠としており、説得力がある。
    人口減少を心理学的・生物学的側面から考えられる。(結婚・出産・育児の問題など)

  • 愛着システムの重要性とその崩壊について書かれた本。
    新書の『愛着障害』は偉人を例にとりながら具体的に論じていたが、こちらは実際の患者さんをモデルにしたケースや実験結果を交えて専門的に書かれている。
    後半では現代社会にひそむ愛着崩壊の兆しについて述べられているところに希望を感じた。子どもを育てたくなった。

  • 内容はわかる。納得もする。
    ただ、愛着の問題があるからうつや発達障害が増えている=親の育て方に問題がある、と端的に理解されて広がらないでほしいと思う。
    そこだけ取り出して、変な誤解が広まらないでほしいと思う。

    切なる願い。

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著者プロフィール

岡田尊司(おかだ・たかし)
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。京都医療少年院勤務などを経て、2013年より岡田クリニック(大阪府枚方市)院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害、愛着障害を専門とし、治療とケアの最前線で現代人の心の問題に向き合う。著書『悲しみの子どもたち』(集英社新書)、『愛着障害』『愛着障害の克服』(いずれも光文社新書)、『愛着アプローチ』(角川選書)、『母という病』(ポプラ新書)、『母親を失うということ』(光文社)など多数。

「2022年 『病める母親とその子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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