江戸の発禁本 欲望と抑圧の近世 (角川選書 529)

  • 角川学芸出版 (2013年7月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (204ページ) / ISBN・EAN: 9784047035294

作品紹介・あらすじ

出版文化が発達した江戸期には、「発禁本」が多数生み出された。ご公儀による出版統制はどのように行われたのか。好色本や戦国歴史物語、仮想戦記など、処分対象となった書物の悲喜劇に満ちた成立事情に迫る!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

江戸期の出版文化における発禁本の存在は、権威に対する抑圧と人々の欲望の葛藤を浮き彫りにしています。政府による厳しい出版統制が敷かれた中でも、人々は性や歴史、国際情勢に関する表現を求め続け、時には規制を...

感想・レビュー・書評

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  • 封建時代の軍事政権が行う、お上に都合が悪く権威を損ねるような書物(性的描写・武家の歴史・当時の国際情勢)への規制。それでも基本的欲望である性に関する娯楽や様々な社会の情報を取沙汰したい人間の情念は規制を乗り越えた表現・思想を生み出し新たな文化の流れとなる。

  • ☆当然、思想めいたものも発禁。

  • 東2法経図・開架 023.8A/I57e//K

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB13100370

  • 江戸時代の「発禁本」を通して文化・政治について考察した本。

    一回通読しただけなので、あまり頭に入ってきませんでしたが概要は理解しました。

    思っていたよりも多くの本や文書が流通しており、いろいろなところで言われているように江戸時代は相当識字率が高かったんだなあと思います。

    また、時間があるときに再読してみたい本でした。

    (以上、ブログ全文です。)

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4579978.html

  • 「発禁本」という響きは『エロ』をどうしても想像してしまうが、どちらかというと徳川家や家臣に関する書物、仮想軍記といったものが対象になったらしい。残された史料から、そういった書物の作者の心情を読み取り、発禁にした理由を分析することで、違った観点で江戸幕府の視点を捉えることができるように思う。表紙の春画とはちょっとイメージが違うかもしれない。

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著者プロフィール

昭和36年、京都市生まれ。日本文学研究者。
専攻、江戸文学・近代俳句。日本伝統俳句協会副会長。防衛大学校教授。
俳句関係の著書に、『子規の内なる江戸』『近代俳句の誕生 子規から虚子へ』『俳句のルール』(編著)『正岡子規 俳句あり則ち日本文学あり』『俳句がよくわかる文法講座』(堀切克洋と共著)『山本健吉 芸術の発達は不断の個性の消滅』『渾沌と革新の明治文化』(編著)『俳句のマナー、俳句のスタイル』がある。

「2024年 『夏目漱石の百句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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