長崎奉行の歴史 苦悩する官僚エリート (角川選書 574)

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  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047035744

作品紹介・あらすじ

長崎は、日本史上、常に日本の玄関であった。古代の対馬を経由した中国・朝鮮との関係、中世の遣明船や朝鮮への使節・倭寇、近世のオランダや唐人との関係や対馬での朝鮮の関係――。江戸屈指の名老中・松平定信が「長崎は日本の病の一つ」と言うほど、治めるのが難しかった長崎。長崎奉行所、町人、西国諸藩の蔵屋敷、異国人の活動する出島・唐人屋敷、という様々な集団の、複雑なバランスの上に成り立っていた。各集団の思惑やパワーバランスに注目しつつ、海防やキリシタン禁制など、長崎の文化的・政治的な葛藤と軋轢を、「長崎奉行」を軸に明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 限られた資料の中で、分かりやすい説明となっている。

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著者プロフィール

長崎大学多文化社会学部教授

「2018年 『大学的長崎ガイド こだわりの歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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