武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで (角川選書 572)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047035898

作品紹介・あらすじ

刀だけでは、勝ち抜けない。和歌と権力の関係を説き、「武士像」を覆す!

戦乱の中世、武士は熱心に和歌を詠み続けた。武家政権の発祥地・関東を中心に、鎌倉将軍宗尊親王、室町将軍足利尊氏、江戸城を築いた太田道潅、今川・武田・北条の戦国大名三強を取り上げ、文学伝統の足跡をたどる。

【目次】
序章   源氏将軍と和歌
第一章 歌人将軍の統治の夢―宗尊親王と鎌倉歌壇
第二章 乱世の和歌と信仰―足利尊氏と南北朝動乱
第三章 武蔵野の城館と歌人―太田道灌と国人領主
第四章 流浪の歌道師範―冷泉為和の見た戦国大名
終章

感想・レビュー・書評

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  • ざっくり朝廷と武士との関係。
    勅撰和歌集、太田道灌等、もうちょっとちゃんと勉強するです。家康が家康ぽくて良い。

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著者プロフィール

慶應義塾大学文学部教授
著書・論文:『二条良基』(人物叢書、吉川弘文館、2020年)、『中世和歌史の研究 撰歌と歌人社会』(塙書房、2017年)など。

「2024年 『古典文学研究の対象と方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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