コロンブスの不平等交換 作物・奴隷・疫病の世界史 (角川選書)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047035928

作品紹介・あらすじ

「コロンブス交換」が後の歴史に与えた衝撃は計り知れない。交換により生じた様々なドラマを取り上げ、「コロンブス交換」とは何であったのか、現代世界にどのような影響を与え続けているのかに迫る。

感想・レビュー・書評

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  • コロンブスその人についてではなく、新大陸到達によって引き起こされる災難に焦点を当てた一冊です。
    植物、家畜等資源の交換が行われますが、それは人間同士の平等さに欠けるものでした。
    図らずも疫病の交換が起こり、旧世界からのそれは新世界を滅ぼしてしまいます。
    争いはあっても豊かな大地で比較的平和に暮らしてきた先住民たちは、文明人によって野蛮な世界へ招かれてしまうのです。
    トウモロコシやジャガイモなどの作物は、先住民による品種改良と加工技術によって生み出されたものです。
    彼らは決して野蛮人ではなく、むしろ優れていました。
    絶滅させられてしまった部族もいることを残念に思います。
    多くの文献から要約され情報量が多く、更に読みやすく感じました。

  • 「新大陸発見」の影響について。

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著者プロフィール

1943年大阪市生まれ。国立民俗学博物館名誉教授。京都大学卒業。同大学院博士課程修了。農学博士。民俗学、民族植物学、山岳人類学を専攻。1976年より国立民族学博物館に勤務。1968年よりアンデス、アマゾン、ヒマラヤ、チベット、アフリカ高地などで主として先住民による環境利用の調査に従事。1984~87年には国際ポテトセンター客員研究員。

「2017年 『コロンブスの不平等交換 作物・奴隷・疫病の世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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