忍者とは何か 忍法・手裏剣・黒装束

  • KADOKAWA (2022年4月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (472ページ) / ISBN・EAN: 9784047036239

作品紹介・あらすじ

黒装束で忍者刀を携え人並みはずれた力をもつ。我々が「忍者」といって想像する姿は、歴史上に存在した実際の「忍び」とはかけはなれたものである。特殊な服装で特殊な武器を持っていては、自ら正体を明かしてしまう。それではなぜ現在のイメージになったのか? 中世軍記に描かれた姿や名将楠木正成、近世の石川五右衛門、飛加藤、装束や武具の誕生、忍術と妖術の関係、漫画や映画ほか、忍者の虚像を通史的に読み解く。
 
【目次】
第一部 軍記の中の忍び  
 第一章 『太平記』の忍び  
 第二章 忍びのさまざま  
第二部 近世忍者像の成立と変遷  
 第一章 石川五右衛門 ─ 豪胆な悪の魅力  
 第二章 飛加藤について ─ 忍者ができるまで  
 第三章 忍者のさまざま  
第三部 忍者の表象  
 第一章 忍者装束の発生と展開について  
 第二章 手裏剣と忍者  
第四部 忍者像の深化  
 第一章 忍術と妖術  
 第二章 猿飛佐助と真田十勇士  
 第三章 変わりゆく忍者像  

みんなの感想まとめ

現代の忍者像と歴史的な忍びの実像のギャップを深く掘り下げる内容で、忍者に関する多様な視点が提示されます。黒装束や忍者刀、さらにはマンガや映画に描かれるイメージが、実際の忍びとは異なることを明らかにし、...

感想・レビュー・書評

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  • 黒装束で忍者刀を携え人並み外れた力をもつ。我々が「忍者」といって想像する姿は、歴史上に存在した実際の「忍び」とはかけはなれたものである。特殊な服装で特殊な武器をもっていては、自ら正体を明かしてしまう。それではなぜ現在のイメージになったのか?中世軍記に描かれた姿や名将楠木正成、近世の石川五右衛門、飛加藤、装束や武具の誕生、忍術と妖術の関係、マンガや映画ほか、忍者の虚像を通史的に読み解く。(e-hon)

  • 現実世界での「忍び」、架空の「忍者」を分けて考える。
    忍び、忍者に関する記述は、事実と思われていることでも実はかなり虚構であることを、大量の資料を元に論じる。
    数々の軍記も、もちろん虚構が混ざる。
    しかしそれは書かれた時代の理論や、考え方の反映でもあるので、虚構故に排するという論は間違っているという視点は新奇であった。
    楠木正成や真田幸村という、現実に足を置きながら虚構の世界に存在を広げ、且つそれが事実のように後世に上塗りされていく過程。
    鳶加藤など、全くの虚構の住人が、現実に存在したかのように伝えられるのは何故か。
    忍者、忍術というある意味、ファンタジーとして確立した存在について、物語る。

    面白かった。

  • ふむ

  • 【めも】
    ・著者
    https://kyoin.mie-u.ac.jp/profile/2625.html

    【書誌情報】
    忍者とは何か――忍法・手裏剣・黒装束
    著者:吉丸雄哉(日本近世文学 忍者忍術学)
    定価: 2,640円(本体2,400円+税)
    発売日:2022年04月04日
    判型:四六変形判
    商品形態:単行本
    ページ数:472
    ISBN:9784047036239

    ◆忍者はいつから手裏剣を投げるようになったのか?
     黒装束で忍者刀を携え人並みはずれた力をもつ。我々が「忍者」といって想像する姿は、歴史上に存在した実際の「忍び」とはかけはなれたものである。特殊な服装で特殊な武器を持っていては、自ら正体を明かしてしまう。それではなぜ現在のイメージになったのか? 中世軍記に描かれた姿や名将楠木正成、近世の石川五右衛門、飛加藤、装束や武具の誕生、忍術と妖術の関係、漫画や映画ほか、忍者の虚像を通史的に読み解く。
    https://www.kadokawa.co.jp/product/321704000016/

    【目次】
    第一部 軍記の中の忍び  
     第一章 『太平記』の忍び  
     第二章 忍びのさまざま  
    第二部 近世忍者像の成立と変遷  
     第一章 石川五右衛門 ─ 豪胆な悪の魅力  
     第二章 飛加藤について ─ 忍者ができるまで  
     第三章 忍者のさまざま  
    第三部 忍者の表象  
     第一章 忍者装束の発生と展開について  
     第二章 手裏剣と忍者  
    第四部 忍者像の深化  
     第一章 忍術と妖術  
     第二章 猿飛佐助と真田十勇士  
     第三章 変わりゆく忍者像  

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著者プロフィール

三重大学人文学部准教授(日本近世文学)。
主な著書に、『武器で読む八犬伝』(新典社、2008年)、『式亭三馬とその周辺』(新典社、2011年)、『鳥獣虫魚の文学史 虫の巻』(三弥井書店、2012年、共著)など。

「2015年 『忍者の教科書2 新萬川集海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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