本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (204ページ) / ISBN・EAN: 9784047036598
作品紹介・あらすじ
「忍術を志す者は、毛頭も私欲のために忍ぶことなく、また無道の君主のために謀ることはしてはならない―」。今日では、奇術や卓越した身体能力で注目されることの多い忍者だが、根幹となる精神性がなければ見せ物と変わらなくなってしまう。忍術を「道」に高めるために必須な精神とはいったい何だったのか。『万川集海』ほか、貴重な忍術書を具体的に読み解き、誰も知らなかった忍者が忍者たる核心に迫る初めての書。
【目次】
第一章 「忍び」の定義
忍術の起源
「忍」の意味
「忍」の一字
五忍
忍びの職務
忍びに必要な要素
忍びに定まる形なし
忍術の本質
第二章 孫子の兵法と忍術
『孫子』のもつ重要性
日本における『孫子』の受容
『孫子』「用間篇」
忍びによる『孫子』「用間篇」の理解
『孫子』解釈の展開
第三章 「正心」とは
「正心」という語
忍術書の「正心」
仁義忠信
義盛百首にみる心得
自己の統制
忍びの身持
第四章 忍びの立場と心得
主君と忍び
陽忍と陰忍
存在を消す
心の中に忍び込む
感想・レビュー・書評
-
忍術の精神論を記述している『万川集海』を中心に、古代中国の兵法書の一つである『孫氏』の影響を考察し、「正心」の考え方を探り、主君と忍びの精神的な関係を基にした忍びの手法を論じている.膨大な量の資料を読み解く苦労は大変な作業と思うが、朝日新聞の記事では多くの若い学生が精力的に取り組んでいる由.素晴らしいことだと思っている.
詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
山田雄司の作品
本棚登録 :
感想 :
