動物の言い分 人間の言い分 (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 57
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047040328

作品紹介・あらすじ

動物たちの生き方はきわめて論理的である。それにくらべると人間の論理はずいぶんとあやふやだ。「動物的論理」に学ぶ、目からウロコのポピュラーサイエンス。

感想・レビュー・書評

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  • 古本で購入。

    動物行動学の専門家である著者が語る動物エッセイ集。
    動物も人間も“今そうなっている”のにはちゃんと理由があるんだよ、という動物と人間の「論理」がテーマになってます。

    小ネタが満載でなかなかおもしろい。
    「左ヒラメの右カレイ」とは言うが、ヌマガレイはカレイ科なのに左側、シタビラメはヒラメとされるのに右側。
    ヒラメもカレイも稚魚は普通の魚と同じ姿をしていて、成長過程で頭骨がねじれて目が移動する。目の通り道は細胞が順次に死ぬことでできる。
    クモは脳の発達で食道が圧迫され、獲物の血液しか摂取できなくなった。
    カエル(ガマ)が対象をヘビと認識する条件。こんな絵↓でもヘビだと思うらしい。
       ■

     ━━━━

    サラッと読める本なので動物読み物としてオススメ。
    ただ残念なのは、雑誌掲載のエッセイだからか挿し絵も写真もないこと。あればもっとわかりやすいんだけどな。

  • タイトルどおり、人間の視点と動物の視点の両方から、
    生き物の暮らしを紹介した本。
    日高先生の専門、チョウとかガはもちろんのこと、カエルがヘビをどうやって認識しているか、とかはほんとに驚きでした。
    生き物好きだったら読んで損はなし、です。
    詳しい紹介はこちら→http://monogatarigatari.blog.fc2.com/blog-entry-30.html

  • 請求記号・480.4/Hi 資料ID・310005891

  • これも魚はあまり関係ないのですが、動物行動学は直接ネタに関係するので。雑学的な内容の集まりで面白かったです。

    後半、なんで人間の話ばっかりになるのかと思ったら、タイトル通り 前半動物/後半人間 だったのね……。

  • 動物の目線から、動物の進化を軽ーく考えてみている一冊。「言い得て妙」な所が多くて、面白い。

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著者プロフィール

【訳者】 日高敏隆 (ひだか・としたか)
1930年生まれ。京都大学名誉教授。2009年歿。

「2018年 『利己的な遺伝子 40周年記念版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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