パトロン物語―アートとマネーの不可思議な関係 (角川oneテーマ21)

著者 : 海野弘
  • 角川書店 (2002年6月1日発売)
3.08
  • (1)
  • (0)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
  • 26人登録
  • 2レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047040878

パトロン物語―アートとマネーの不可思議な関係 (角川oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 面白かった。

     数年前の卒業論文からはなれてみると、アプローチはもっとちがう方法がありそうだなぁと考え直すことしきり。アートを後世に残したいという意思というのは、誰のものなんだろう?っていうところをもっと自分自身で追及してから取り組むべきだった。

     古い美術品が現代まで残してきた色々な人たちの織りなす歴史。作家、依頼者、所有者、画商、それらと同時にパトロンであったり、コレクタではないけどパトロンだったりなど。18c以降はパトロン史がさかんではないらしいが、「メディア」を取り上げ、作者は現代までのパトロン史としてまとめあげている。

     昨日、NHK BS プレミアム、ティコティンというユダヤ人が北斎を収集し、イスラエルに寄贈したという話を見たばかり。それには、林忠正などの日本人画商なども登場人物となっていた。

     そういえば、「ハーブ & ドロシー」という映画は、現代のアートコレクターの物語である。

     大学のスクーリングで、お寺にお邪魔する前に、先生が必ず全員に向かって注意していたことも、自分が理解しているより深い意味があったなぁと思うことが多い。「我々にとって美術品という研究対象であったとしても、これらは信仰の対象でお寺さんが大事に大事にしてきたものだから、きちんと敬意を払って向かい合ってほしい。」といったこと。それは、今大事にしているだけでなく、長い歴史として大事にこれを守ってきたのだと。

     東北関東大震災の文化財復旧活動がはじまっている。募金以外に、何かできないのか?情報を待ちながら

  • さらーっとした感じで、右から左へ。あまりためにならない。

全2件中 1 - 2件を表示

海野弘の作品

パトロン物語―アートとマネーの不可思議な関係 (角川oneテーマ21)はこんな本です

ツイートする