- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047041325
感想・レビュー・書評
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昔、サラ金、今、むじんくん。ローンカードがいまやりぼ払いと称しておしゃれ?に宣伝されている。実態は変わらないのに。すべての人の基礎知識として、特に自己破産の知識を得るのに最適な本と思う。自己破産するにも、数十万単位のお金がかかるのだと改めて知った。
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「破産する」ということがどういうことなのかが,法律的,制度的に,そこそこ正確にわかる.挙げられている例には話が盛ってあるんじゃないかと思えるところもあるけど,まぁ,実際,良い話はあまりないだろう.
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「債権回収の現場」で信販会社の債権回収の体験を綴った著者が、今度は最近急増している「自己破産」に焦点を当てています。今回は自己の体験というより、取材による他人からの見聞という要素が強く全体的に伝聞調になっていますが、自己破産の裏で暗躍する存在にもきっちりと言及しています。お金のトラブルに巻き込まれることがいかに怖いかを知るためにも、是非とも読んでおきたい一冊です。
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「先が見えない不況の中で、こんな現象が起こり始めている。弱者同士の潰しあい。」-大手信販会社13年勤務の著者が、自己破産の現場の実情を書く本。…印象的には、業界構造を憂う気持ちを綴っている部分が多い。それが杞憂でなかったことが、今では(初版2003年)明らかなので、心中いかばかりか、と思う。そら見た事かと痛快な気持ちってわけでもないんだろうな。
個人的には、「自己破産の現場」の債務者側のケースを詳細に多く知りたかったので手を取った。そういう意味ではもう少し厚めに書いてあると嬉しかった。自分自身は、この著者程の場数はこなしておらず、法人相手が多かったのだけれども、結局、債務者の心情はよく分からなかった。実際に、見て、聞いても、よく理解できないのだ。今でも理解できない。学校で習ったように、困窮して借金し自責の念から自殺…という債務者もいるだろうが。実際には、さして躊躇もしないままダラダラと負債を積んで、楽しげに日常を謳歌している債務者もいる。知能は寧ろ高い場合もある。よく理解できないのだ。その辺についての本はまた別途で探したい。 -
破産の現場に、破産させる側(良い意味で)としていた視点からの本。
少し古いので、法律や金融機関の状況等は二転位している感じもあるが、破産の現場のリアリティさは非常にあった。
実は僕自身が大学時代2年ちょっと弁護士事務所でアルバイトをしていた事があり、その時の経験とも非常にリンクした。(ちなみにIT化担当)
もちろん破産自体はポジティブな物では無いけれども、本来はどうしようもなくなった人を救済する趣旨のはず。
商品やシステムについては、現状を正しく理解しようとする人でも法律周りはなんと無く避ける事も多い気がする。
事例を正しく理解するにはとても良い本だと思う。
僕も不勉強な領域を少しづつ無くしたい。 -
文章が散漫で読みづらい。専門用語に解説が無くていちいち調べなくてはならず面倒。。。
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自己破産の現場にいた著者が、その空しさを語る本。
内容は、自己破産の実態(ちょっと実例が古いかも)と、弁護士の苦悩(しがらみ、隠し事)、エステシャンの苦悩(マルチまがい商法扱い)など。
特に、自己破産際に、多額のお金が必要であることを知って勉強になった。※相談所が安い
世納金に約50万円
弁護士着手金に25~50万円
成功報酬
・禁止
一部の債権者に払うこと
・免責不許可
架空の債務計上
帳簿のミス
詐欺な信用取引
破産宣告の邪魔
その他破産法に触れること -
お金を借りる前に読んでいおいたほうがいい本。