ビジネス文完全マスター術 (角川oneテーマ21 B 48)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047041455

作品紹介・あらすじ

ビジネス文のわかりやすさは頭の整理しだい、ビジネス文の知っておきたい用語の選び方、わかりやすい文章は「組み立て方」で決まるなど、ビジネス文を要領よくまとめる書き方の基本の基本。

感想・レビュー・書評

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  • 11/7/31
    水嵜さん出版記念

  • 文章のみならず、分かりやすく相手に物事を伝えたい人向きの新書。
    文章を書くための基礎の考え方が、要点を抑えて書かれている。この本に書かれている内容は、口頭などの文章以外でも「理論立てて相手に伝える」こと全般に言えるので参考になる。
    ただ、後半に著者の偏見が少し混ざっていたのが残念だったが、上手く自分の考えを伝えられない人は読んでおいて損はないだろう。

  • 科学技術英語の専門家が書いた日本語作文のための本。
    細かい文法云々はとりあえず横に置いといて、伝わる実用文を書くにはどうしたら良いかにフォーカスした内容。
    常に「読む人の側に立って書く」のが基本なのだと再確認できる。
    文章の語り口は篠田先生の講義そのままで、若干好き嫌いはあるかもしれない。

  •  
    ── 篠田 義明《ビジネス文 完全マスター術 200309‥ 角川書店 oneテーマ21》P185
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4047041459
     
    …… 5W1Hを最初に提唱したのは,エドマンド・バークだ。
     Burke, Edmund  17290112 Ireland 17970709 68 /“保守主義の父”
     
    (20141215)
     

  • 良い文書を書くためには、「書く前の構想」と「適切・精確なデータ」が重要である。その一方で、日本語として誤りなくメッセージを伝えることができる表現は必要不可欠。ちょっとした手抜きが致命的となるビジネス文では、文書の作成後はできれば紙出ししてチェックが望ましい。文書作成のプロセスと、それぞれの作業におけるチェックポイントを明確にさえすれば、誰でも分かりやすいビジネス文を書けるのではないだろうか。

    <参考:ビジネス文 完全マスター術>

    一語一義
    具体的な表現を心がける
    指示は否定ではなく肯定で
    箇条書きのチャート化
    読み手の反応を考える
    読み手にとって重要な順を意識する

  • 上司に文章、議事録書くの下手すぎだから読めと言われて読みました。。。。

    読んでてどこが要点、重要ポイントが丁寧に書かれている。
    重要な部分を自分でノートにまとめて、必要な時にそのノートを読むという形にしてます。
    文章書くのに苦労しない人は物足りないかもしれないけど、俺みたいに何にも手が動かない人にはこれ位丁寧に書かれているとすごい助かる。

    こんなの読んでいきなり文章書けるわけ無いだろうって思ったけど、、、まあ書くのはまだ早くならないけど、ストレスは感じなくなった。

  • 【内容】
     著者はビジネス・コミュニケーションとテクニカル・コミュニケーションの専門家。
    官公庁や企業で実用文の書き方を指導している。
     国際化・IT化が進むなかコミュニケーション技術の必要性は高まってきている。
    にも関わらず、近頃のビジネスマンは年齢を問わず文章の表現力が無いといわれている。
     そんななか本書は、ビジネス文を書くことを念頭に、読み手に理解しやすい文章
    を書くルールを紹介している。

    【話の展開】
    分かりやすい文章を書くため、章毎に以下の紹介をしている。

    1章.文章の4要素
    ※用語の選択、論理構成、日本語文法、文書の形式

    2章.書き始める前の準備
    ※構想、目的、読んでもらう人は誰か…

    3章.言葉の選び方・取り扱い
    ※文を曖昧にする表現(言葉の定義、代名詞、否定、受動態、曖昧な形容詞・副詞、接続詞…)

    4章.文章の構成の仕方
    ※一文一概念、一段落一話題、論理構成(並列型・直列型・並直混載型)、総論・各論、箇条書…

    5章. 言葉の選び方・取り扱い
    ※文を曖昧にする語 (もの・こと、など、思う・考える、~的・~性、句読点…)

    6章.目的別の文章構成のテンプレート
    ※報告文・依頼文(著書では報知・説得)

    【コメント】
    仕事で文章を書くときのチェック項目・テキストとして使える。

  • ビジネス文書を作成する際にとても役に立ちます。一度読むだけで、意識して文書作成できるようになるので、おすすめです。
    これを読んでしまうと、周りの人が書くビジネス文書に赤字を入れたくなります。笑

  • ちょい難しかったです。

  • 要点が明確で、凝縮された名著。文章を書くとき、本書に書かれた内容をチェックしていくことでビジネス文はかたちになる。

  • 当書籍は、良書であり★5つをつけてもおかしくない内容です。それを★3つとした理由は、同じ著者である篠田教授が書かかれた「コミュニケーション技術―実用的文章の書き方」を持っていれば十分と感じたからです。

  • この種の本は多いが、わかりやすくまとめられている。私のように文章が苦手な人に最適。報告書をまとめる時は読み返しています。

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著者プロフィール

教育学博士。早稲田大学名誉教授。ミシガン州Ann Arbor市の名誉市民。東京大学学部・大学院非常勤講師、東京医科歯科大学講師、島根県立大学非常勤講師を歴任。現在、東京電機大学客員教授、早稲田大学・ミシガン大学テクニカル・ライティング検定試験(TEP Test)日本側委員長。日本テクニカル・コミュニケーション協会会長。日本実用英語学会会長。官公庁、日立、東芝、NEC、IBM、トヨタ、日産、ホンダ、住金、大日本印刷、サムスンなど多くの企業でEnglish Technical and Scientific Communicationおよび論理的な日本語文章作法、ビジネスEメール英語の論理構成を指導。著書に『コミュニケーション技術』(中公新書)『ビジネス文完全マスター術』(角川oneテーマ21)『賢い人の英語コミュニケーション法』(丸善出版)『ICT時代の英語コミュニケーション:基本ルール』(南雲堂)ほか多数。

「2014年 『企業で必要な英語コミュニケーション力を身につける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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