食いたい!男の漬け物 (角川新書)

  • 角川書店 (2004年3月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784047041554

作品紹介・あらすじ

発酵学、漬け物学の第一人者の著者が、こだわりに満ちた日本の男性に捧げる漬け物指南書。カラー写真付き。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「食いたい!男の漬物」4

    著者 小泉武夫
    出版 角川書店

    p38より引用
    “お母さんがつくってくれた漬け物は、お母
    さんにしかつくれないものだったからです。
    どんなに愛している妻がつくってくれたもの
    でも、決してお母さんの味にはならないので
    す。”

    目次から抜粋引用
    “なぜか男たちは漬け物に回帰する
     漬け物に秘められた知恵とロマン
     取り寄せても食いたい漬け物 野菜編
     取り寄せても食いたい漬け物 魚・肉編”

     発酵学者である著者による、日本の漬け物
    についてまとめた一冊。
     男が漬け物に憧れる理由についてから全国
    の漬け物を扱うお店一覧まで、漬け物が好き
    な人にはたまらない情報が記されています。

     上記の引用は、母親の漬けた漬け物が何処
    にも売っていないことについての一節。
    家々で漬け床の手入れの仕方が違ったり、母
    親の手についている細菌の種類の違いなどか
    ら、ほかの人が作っても決して同じ味にはな
    らないとのことです。
    親は生きているうちに、大事にしておかなけ
    ればならないということなのでしょうね。
    親自体が漬け物を漬けないという家も、今で
    は多いのかもしれませんが。
     2004年の出版ですので、お店が今でもある
    かどうかはわかりませんので、取り寄せるに
    は確認するしかないでしょう。しかし、漬け
    物という伝統的な食べ物を扱うお店ですから、
    そう簡単に無くなってはいないと思います。
    全国の漬け物を楽しみたい人には、便利な一
    冊でしょう。

    ーーーーー

  • (2012-07-27)

  • [ 内容 ]
    おふくろが昔作ってくれた懐かしい漬け物。
    それは、妻がどんなにがんばっても再現できない味。
    ならば自分でそれを甦らせてしまおう。
    体内DNAの奥深くに眠っていた本能が目覚めたかのように、最近、男たちの間で、漬け物づくりが静かなブーム!発酵学の第一人者にして、食の魅力を知り尽くした小泉教授が綴る、漬け物指南書の決定版。

    [ 目次 ]
    第1章 なぜか男たちは漬け物に回帰する(男たちの挑戦 漬け物大国ニッポン ほか)第2章 漬け物に秘められた知恵とロマン(昆布の味噌漬け カラスミ(唐墨)をつくる ほか)
    第3章 取り寄せても食いたい漬け物 野菜編(金婚漬け 仙台長なす漬け ほか)
    第4章 取り寄せても食いたい漬け物 魚・肉編(紅鮭押漬け 松前漬け ほか)
    巻末付録 全国旨い漬け物お取り寄せリスト(編集部厳選)

    [ POP ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 5月27日読了。小泉武夫氏が、歳をとると男が漬け物にひかれる理由と、日本各地の漬け物の魅力を語りまくる。ご飯に乗っけてお湯でもぶっかけ、あるいは酒と一緒にガンガン食べられる荒っぽさと独特の「郷愁を誘う」芳香が、男が漬け物に惹かれる理由なのか。確かに、私も歳をとるにつれ漬け物好きになっていく実感がある。野菜・魚・肉と、日本各地にはバラエティ豊かな・私の知らないいろいろな漬け物があるということを知らされる。世界はすばらしい!

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著者プロフィール

1943年(昭和18)、福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学名誉教授。農学博士、専攻は醸造学・発酵学・食文化論。日本醸造協会伊藤保平賞や三島雲海学術奨励賞などを多数受賞。発酵食品ソムリエ講座「発酵の学校」の校長として、技術者や後身の育成に力を注ぐ。NPO法人発酵文化推進機構理事長や全国発酵のまちづくりネットワーク協議会会長など、食に関わる活動も数多い。これら発酵文化に広く貢献した業績により、文化庁長官賞を受賞する。現在、鹿児島大学、福島大学、宮城県立大学、石川県立大学などで客員教授を務める。小説家として食品文化を題材とした作品も多数発表。代表的な著作に『酒の話』(講談社現代新書、1982)、『発酵食品礼讃』(文春新書、1999)、『蟒(うわばみ)之記』(講談社、2001)、『食と日本人の知恵』(岩波現代文庫、2002)、『最終結論「発酵食品」の奇跡』(文藝春秋、2021)、『江戸の健康食』(河出書房新社、2016)、『超能力微生物』(文春新書、2017)、『北海道を味わう』(中公新書、2022)、『発酵食品と戦争』(文春新書、2023)など、単著だけで160冊を超える。日本経済新聞の連載コラム「食あれば楽あり」は、1994年から現在まで30年以上にわたり連載が続く。

「2025年 『石狩川随想 私が出逢った人・食・歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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