ホンモノの敬語 (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047041646

作品紹介・あらすじ

日本人が意外に知らない敬語の常識。敬語がわかれば、日本語はわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 敬語は、間接的な表現やあいまいを良しとする日本の文化そのものに根差している。
    内と外、上と下に分けて使い分ける。
    日本語の話し言葉は世界でも優しい言葉で5週間もすればしゃべれるようになる。書き言葉は外国人には無理。
    日本は単一言語の国だけに異端が許されない。

  • 敬語というよりは日本語の面白話的な本。「確かに」と思うところも随所にあり、ちょっとしたネタ本としてよいかと思います。

  • 会社の人が買ってきた社内用の本を拝借して読んでみました。日本語の中でも特に使い方が難しいというか適当な言葉を適所で使えないっていう感じを第一に受ける敬語。

    その意味を時には正当な見方から、また時には意外な視点から説明してくれています。現代の若者がかなり離れた初対面の人にも、話しているうちに「です」や「ます」などを使わなくなり、「でしょ」?などの砕けた表現を使うようになるのも今の若者の特徴だといいます。なるほどな〜、と思わされるところはとても多いのです。

    お湯を沸かす、おにぎりを握るっていう表現が普通に使われているけれども分解して考えてみれば多重表現であるっていう学術的な研究が要素として含まれている部分はあるんだけれども、それも日本語の不思議さと難しさを知る上での良い例ですね。

    特にこの本をひきつけるのは、本の巻頭部分にある敬語に含まれている意味合いの説明です。敬語の「敬」の字が尊敬の意味ではなくて、敬遠の「敬」だという表現にドキッとした覚えがありますね。思えば、上下関係や初対面であることなどを考えれば自然と敬語が出てくるのは、相手との距離を保っておきたいからという心理的作用の表れっていう見方は、新たな発見でした。

    そういえば、わけのわからないセールスの電話がかかってきたりすると、相手のぶしつけな態度にいらいらせずにず〜っと丁重な断りをしている自分がいるのを思い出したりもするんですよね。親しくなればなるほど、年齢や立場を気にしないで敬語をうまくはずしていける。尊敬の意味をこめた敬語と、敬遠の意味をこめた敬語を使い分けることが大人の言葉の使い方なのかなとか、ってこの本を読んで思いました。

    敬語がどうにも難しくて、でも自分の喋っている言葉が正しいのかどうかちょっと気になっている人には、ぜひ読んでもらいたい本です。どこかの番組じゃないですけれども、へ〜って相づち打つことは多いと思いますし、なるほど!って言える明快な答えを見つけられることもあるかもしれません。

    不思議な部分が解決される面で良いですけれども、確実にこの本で敬語の使い方があがるかというと実践での効果はあまり望めそうにないので星は3つにします。

  • 敬語を中心に扱った、日本語論。まぁたまにいいことも書いてるんですが、基本的におもしろくなかったです。とにかく論の展開が強引。何の根拠も示さずにどんどん話を進めていくので、全然説得力がありません。
    まぁ実際、何かデータがあるのかも知れないけどそれが明示されてないので意味がないようにも感じます。敬語に限らず日本語に枠を広げてもよかったんじゃないかな。

  •  美しい文章が書ける人は美しい言葉を話す。その逆もまたしかり。敬語に限らず日本語についてあれこれ書いてあって、とても勉強になった。

  • 著者の日本語薀蓄がおもしろい。
    だけど途中から敬語から話が逸れてしまうのが残念。

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