糖尿病は薬なしで治せる (角川oneテーマ21)

著者 : 渡辺昌
  • 角川書店 (2004年9月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047041776

糖尿病は薬なしで治せる (角川oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

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  • 著者は疫学者。
    糖尿病専門医ではなく、経験談として書いてあるとのこと。
    糖尿病薬の薬理から使用の意義を問うている。
    老人に運動をしろというのはしかし、程度がなかなか難しそうだと思うが面白い。
    鍼灸の本を読んだ後なだけに思うところがあった。

  • 糖尿病ではないが健康の自己管理をするために読了。

    タイトルをつけたのは著者か編集者かは判らないが、これは誤解を招くと思った。他に妥当なタイトルはなかったのか。

    内容は、糖尿病に無知な自分でもすらすら読めた。自分の課題は、散歩の量を増やし、時間帯も考慮して行うこと。魚や野菜を食べる。

  • 2008年12月に、厚生労働省より「平成19年度国民健康・栄養調査結果」が発表されましたが、平成19年の重点調査項目の一つが「糖尿病」でした。その発表によりますと、糖尿病が強く疑われる人は約890万人。糖尿病の可能性が否定できない人は約1,320万人。合わせて約2,210万人ということです。この数字によりますと、国民の5人に1人は糖尿病の可能性があるというのですから、とても驚きの数字ではないでしょうか。糖尿病はその後に起きる可能性のある二次障害、合併症がありますので、この数字を見て対岸の火事と済ませるわけにはいかなくなります。

     この本の著者である渡邊昌氏は、国立がんセンターの疫学部長を勤めたこともある医師です。その医師が、自らの糖尿病体験とその克服体験から、糖尿病を考察し、そして日ごろの生活の仕方などを提唱しています。
     内容としましては、とてもコンパクトにまとまっており、糖尿病と人類の歴史から、糖尿病の仕組みや成り立ち、糖尿病の種類などを分かりやすく掲載しています。ただし気をつけていただきたいのは、タイトルを読みますと、どんな糖尿病でも薬なしで治ってしまうかのような印象を受けてしまいますが、そうではなく、糖尿病の中でも、まだ予防的な生活をすることで避けることが出来る“境界型糖尿病(著者が提唱する造語のようです)”や、まだ薬の投与をしていない段階について、主に言及していると考えたほうが良いと思います。しかしながら、冒頭に上げた数から考えて見ますと、この本が有効な方のほうが多いと思いますので、とても役に立つ本であることはいうまでもありません。

     鍼灸の臨床をしていましても、糖尿病を主訴にする方や、糖尿病を持病としてお持ちの方も多くあります。東洋医学でも、糖尿病は「消渇病(しょうかちびょう)」と昔から記載されておりますので、昔から多くの方が悩まされてきた病気であり、今日でもなお、東洋医学・鍼灸を学ぶ者にとっては、どうしてもお役に立ちたい分野ではないでしょうか。
     東洋医学・鍼灸にとっての糖尿病を考察するためにも、まずは糖尿病がどういうものかを知っておくことは有効です。また、薬に頼りすぎない糖尿病対策として、運動や食事など普段の生活に気を配っておく必要があります。こういったことを患者様にアドバイスするために、この本は役に立ちます。著者は医師でもありますので、自分の体験を基にしながら医学的な考察を深めておりますので、信頼できる一冊になります。

  • 職業柄、すんなりと読めました。

    結論を一言で言えば、「糖尿病だと診断されても、コツコツと生活習慣(食習慣、運動習慣、禁煙。節酒など)を変えていけば、薬なしで快く生きていける」ということです。

    製薬メーカーのMRにとっては少々耳の痛い話ばかりでした…(^^;)

    ですが、結局のところは、「なるべく多くの人が現在の生活習慣を見直して、生活習慣病を今後減らしていくことが経済的にも、国民のQOL的にも大切である」と考えています。そのため、本書のような考えが、多くの医師にこれから普及していくことが重要であると思います。



    ↓ 学んだこと ↓



    ・発想を変えて、例えば糖度10%くらいの、少し酸っぱみのあるものを「これは糖尿病患者にいい」というラベルで売り出してみる。

    ・今後の医療費の削減という面から考えても、血糖値を簡易に計れるようにして、今後の健康を保つという患者教育をしたほうが大きく役に立つ。

    ・「高血糖症」が発見されたときに、すぐに薬に頼ってよいかどうかは大いに疑問。薬の副作用のリスクも考えるべき。

    ・人間には3万数千の遺伝子があるが、40種類以上もの遺伝子が太る能力、つまり、エネルギーを貯め込む能力に関係している。人類の歴史は99.9%が飢餓との闘いだった。

    ・糖尿病とダイオキシンの関係性が明らかになり、またガンや花粉症、アトピーなどのアレルギー症状、あるいは高血圧や痴呆などにも、環境汚染因子が絡んでいる可能性が指摘されている。

    ・全国に医師は20万人以上いても、糖尿病の専門医は3000人しかいないので、大方の人は専門医ではない医師の治療を受けていることになる。 → 十分な知識なしで、薬が処方されている可能性大

    ・「一病息災」 …一つの病気を見つめて自分の体をいたわることで、生活習慣を改善し、より積極的な健康を将来にわたって手に入れるという、プラスのイメージで語られている言葉

    ・モンゴロイドは、欧米人に比べて遺伝的に血糖値が上がりやすい。…多少の高血糖状態であっても、それが欧米人のように即、合併症を併発する危険につながるかどうかは疑問。

    ・西式健康法の根本的発想 …全身の血液循環は、心臓が押し出しているのではなく、実は、全身の末梢の毛細血管が血液を引き寄せる力が、全身の血液循環のおおもとを担っているという考え方。

    ・腸管の神経細胞の数は脳より多く、発生的にみてもこちらの方が古い(『腸は考える』藤田恒夫・著)

  • 当該病気もちのため購入するも、意外と気分が乗らないという、自堕落な状態。この度、細菌感染性の腹痛をきっかけに糖尿病の症状が劇的に悪化し入院して死線をさ迷ったので、気持ちを改めて一気読みしました。しかしながら、高血糖症や、2型糖尿病の話題が中心だったのでそうではない自分にはもう一つ物足りなさが残った。

  • 10年前の本で糖尿病治療も変わり使える薬が増えた(インクレチン薬やSGLT-2阻害薬など)が、今も変わらない事がある。それはどんなに良い薬でも患者さんが食事、運動をしなければ効果はないと言う事です。メタボリックシンドロームになり、今までの生活を振り返る。そして、一病息災に気づいて生きる。 その大切さを改めて教えてくれた本でした。

  • 薬は弱った内臓にムチ打つ。

  • 糖尿病について知りたくて読書。

    母方の祖母が、晩年、糖尿病で苦しんでいた姿を見ているので、関心がある病気の1つ。

    しかし、タのレビューにあるとおり、確かにこのタイトルは誤解を招くと思われる。

    内容は、運動量を増やし、食生活を見直すことで病状を抑えていく著者の体験を紹介している。

    糖尿病はカロリーの過剰摂取が原因とされるので、食事の回数は3回のままでも食べる量を減らし、肉類や動物性たんぱく質を減らすことが重要だと読み取る。

    自分へ置き換えてみると、もっと運動量を増やし、基礎体温を上げることが重要だと思う。

    読書時間:約40分
    (1月17日完読)

  • 121201 読了

  • [ 内容 ]
    糖尿病患者は、予備軍を含めると1600万人にものぼると推定されています。
    しかし、その大部分は、薬に頼らなくても治療できる「高血糖症」なのです。
    医師であった著者は「糖尿病」と診断されましたが、薬を使わずに食事と運動だけの治療法を実践、マラソンを完走できるまでになりました。
    新聞記事で大きな反響を呼んだ治療法のすべてを公開します。

    [ 目次 ]
    第1章 「糖尿病」と宣告されて
    第2章 わが糖尿病体験を語る―食事編
    第3章 わが糖尿病体験を語る―血糖モニター編
    第4章 わが糖尿病体験を語る―運動編
    第5章 区別が必要な「高血糖症」と「糖尿病」
    第6章 メタボリックシンドロームとしての糖尿病
    第7章 糖尿病薬の作用と副作用
    第8章 治療法の選択肢
    第9章 天寿を全うする知恵

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