大人のための読書法 (角川oneテーマ21 B 75)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100138

感想・レビュー・書評

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  • 戦略的読書を伝授する書
    目的を完遂するための読書法であって、小説や物語を楽しむための読書法ではありません。
    その論理性、方法論の単純性、明解性について、一読の価値があると思います。

    ・必要なときに必要な情報だけを読めばいい 
    ・図鑑のいいところは短い文章で簡単に要点をまとめてくれている点である
    ・写真や絵などの視覚情報が載っていてわかりやすいのもいい
    ・自分が読みたいと思ったときに、目標の部分、すなわち知りたいことが書いてあるところだけをざっと読めばいい
    ・新聞を抵抗なく受け入れられたのは、図鑑の場合とほぼ同じ理由である。
    ・要するに、「自分に必要な部分だけを選べばいい」という気楽さがあるから、細かい字がたくさん載っている新聞でも抵抗なく読めた。

    ・たくさんの情報を集めても、その膨大な情報を頭の中で整理できなければ、それこそ情報に押しつぶされる危険がある。
    ・わからないことがあれば、それをどこに求めればいいかを知っているという、情報処理のための情報収集能力のようなものも必要になる

    ・この本の中で著者が伝授する読書法は、いまのような高度情報化の時代に不可欠な情報とうまく付き合うためのテクニックを包含するものである。

    気になっているのは、以下です。

    ■読む動機
    ・目的を常に意識して、これを最も達成しやすい本を選ぶ。
    ・こんな本が欲しいというふうに、初めから目的がはっきりしているときは、専門書のコーナーを回るようにしている。
    ・本選びの際に参考にしているのは、「タイトル」である。
    ・それから、期待通りのことが本当に書いているかを、「目次」を見て確認する
    ・自分のものにすれば自由に加工できる。あくまでも使うことを前提としているから、ページを折ったり、必要なところに線を引いたりというふうに好き勝手に加工して使えるからそうしている。
    ・本とは使ってこそのもの。自分がいいと思っている本ほど、徹底的に使い込む。
    ・わからないことは「入門書」で選ぶ。
    ・本選びに失敗したときには迷わず捨てることにしている。目的を果たせない本をそのままとっておいてもあまり意味がない。
    ・自分の知らないことを知るには、「伝記」がよい。それも、「自伝」がよい。生々しさとか迫力といったものは、本人が書いたものを凌ぐことは難しい。成功者が書いた、成功体験には、役立つノウハウやテクニックに出会える可能性が高い、
    ・「新書」にははずれはすくない。なぜなら、書店に長期間置かれることを意識されていて、ある時期を過ぎれば情報価値が下がることは少ない。
    ・信頼のできる著者であれば、別の分野の本であっても、はずれはすくない。

    ■必要な部分だけを読めばいい
    ・本の指定された一部だけを読む。もっとも効率的な「一部熟読法」
    ・大事な部分を早く知る 「後ろから読み」。本の最後がいちばん役立つ部分になっていることが多い

    ■人生に生かすための知恵
    ・情報の整理は、ストック、と、フロー、で考える。ストックとは、集めた情報を整理すること。フローとは、情報を使えるように上手に加工して整理すること
    ・活用できな情報は、「ない」に等しい。使わない情報は捨てろ
    ・役立つ情報を集めて蓄積する
    ・複数の本を参考にする
    ・役立つ情報は少数意見の中にある。複眼思考。反対意見が記載されている本も参考にする
    ・アウトプット訓練で情報を自分のものにする
    ・情報整理に役立つツール ①付箋 ②3色ボールペン ③本棚 ④鞄

    ■本を読む人が生き残る
    ・書斎がきたなくてもいい。読書で知り得た情報を加工し、アウトプットすることが重要
    ・知識とは、頭の中にあるもので、情報とは、頭の外にあるもの
    ・必要なのは、読書で得た情報を、知識として咀嚼する脳の力である。
    ・100の情報に触れて、1の知識を得るよりも、10の情報に触れて、3の知識を得るほうがよほど、価値がある

    目次

    序章に代えて―大人に相応しい読書のすすめ
    第1章 本を読む動機について
    第2章 本は必要な部分だけを読めば良い
    第3章 情報を自分の人生に生かすための知恵
    第4章 知的生活を送る大人のための推薦図書
    第5章 本以外の情報源をどう活用するか
    第6章 インターネットという情報の化け物を捌く
    終章に代えて―本を読む人が生き残る
    あとがき

    ISBN:9784047100138
    出版社:KADOKAWA
    判型:新書
    ページ数:190ページ
    定価:724円(本体)
    発売日:2005年09月10日

  • 入門書は隅から隅まで読む必要はない。
    完全主義からの脱却。

  • 2005年刊行。部分読みなど当時としては目新しいところもあった(はずだ)が、今では普通になっているものが多く、正直イマイチ
    まあ肝は、仕事に役立ちそうな本などを買って、自分に必要な部分のみ熟読し、身につけ、出力するとか、仕事に活かすとかする、という点

    「著者だけでなく編集者や校正者が繰りかえして推敲を行う」(P168)らしい。しかし、本文中に「文字通り」と「文字どおり」の両方を使っているが、このゆらぎには意味があるのか?

  • 新鮮味がない、当たり前のこと

  • 和田秀樹 著「大人のための読書法」、2005.9発行。タイトルそのままと思って読みましたが、「情報源としての本」をどう読むかでした。仕事してるときに散々読んだ読み方でした(^-^) 情報をいかに目的に合わせて収集し、整理し、重ね合わせて活用するか。必要な部分だけを熟読、大事な部分を早く知るための後ろから読み などのいろんなテクニックがありますね。でも、今は、そんなテクニックより、じっくり味わえる読書、楽しい時間が嬉しいです(^-^) ただ、情報収集という観点でも、インターネットより本が好きな私ですw。

  • 徹頭徹尾、どこぞで読んだ内容ですね。
    うるせー、ほっとけよと思わずツッコミたくなるご教示で。

    一部を掻い摘んで、自分なりに咀嚼して、入った情報をアウトプットして知恵に昇華する。そこから、研鑽して体系化する。
    何を今更な一冊でした。

  • 三葛館新書 019||WA

    和医大図書館ではココ→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=44202

  • 小説も哲学書も読まない精神科医が書いた「成功したい」大人のための読書法というか情報収集法。仕事に役立てたい20代の人にはよいかもしれないが、それ以下の学生やそれ以上のいい大人には不向きの内容かな。新書にハズレはないといいつつ、題名で釣ってる書籍に注意というのは現代では矛盾しているのかと。2005年の本だが10年前の黎明期には個人ブログが重要な情報源であったという点に隔世の感もある。

  • 速読

    【要するに】
    完璧主義を捨てよう!読書は必要なところだけ。

    【感想】
    文章に勢いがあるからソッコーで読める。多くの人が多読を勧めているなぁ

  • 自分がいいと思っている本ほど徹底的に使い込む。

  • 言ってることは分かるけど、自分はもっと楽しむ読書もしたい。

  • 推薦図書の本は読んで見たいと思った。本は必要な所だけとの事だが、やっぱり初めから終わりまで読んでしまう。

  • 子どもの頃 心情読解が大の苦手
    読書嫌いだが、図鑑や新聞は一生懸命読んだ。
    戦略的読書 効率的に情報を得て、いかに実際の生活に役立てるか。

    ビジネスマンの時給 年間250日8時間労働 年収1000万円なら時給5000円

    タイトルに「入門書」→難しいが売れやすいため出版社は付けたい。

    米国留学時代 「本は全部読まなければいけない」という思い込みが払拭された。
    本は一部分を読むだけでも全部読んだのと変わらない。

    自分の知識を生かす→時間の節約→本の一部分を読む。
    完全主義者の落とし穴→完全主義者は完ぺきにやらないと気が済まない。全部読むという発想をすてないと対応できない。

    all or nothingの危険性 自己愛 プライドが高い

    必要な部分を選び出す→一部熟読法→作り手の心理 第1章を読むこと(総論的)
    ケースによっては後ろから読み 執筆まで1年→書いたものを捨てるのはもったいない。

    作者では後年の発表作に本質が集約される。
    フロイト ×夢判断、精神分析入門(初期の作品)→○自我とエス

    情報は整理しなければ役立たない。ストックとフローを意識して読書する。
    アウトプットを前提にしながらの情報収集

    EQ Emotional Quotient 感情的知能 IQが高くても社会で活躍できない人がいるので、検討された指数

    西村和雄「世界一かんたんな経済学入門」

    産経新聞 正論 激しい主張が載ることも多い

    テレビ 誰もがわかる話をしなければならない→映像付き、単純化した解説 キャスターの論理に矛盾はないか?裏付けは?根拠は?

    時代の変化 昔→きれいな書斎 読書で得た情報をまわりが称賛できる形でアウトプットしないことには、仕事ができる人として評価を受けることはない。
    本は単なるツール 完全主義からの脱却

    高校生のうちに完全主義を捨てて、合格点主義になれたのに、長らく読書に関しては苦手であったから、完全主義傾向から脱却できなかった。

    勉強法…合格者の最低点がクリアできればいい。
    完全主義はちょっとでもできないとパニックになる。能率的なコストパフォーマンスの悪さ以上にメンタルヘルスにも悪い。

  •  もともと受験コンサルティングの業界で、非常に高い地位を築いていた筆者の、“読書術”なる新書とはどのようなものかという興味から購入してみました。 
     本を読み終わった後に、この様にレビューを書くというのは、この本で筆者が重要視していた“知識のフロー”という観点からみても大切であると本書では書かれていて、今それを実践している所です(笑)。
      
     内容は純粋な読書法に限らず、情報ソースの扱い方や、本そのものの選び方など、読書に関わる周辺知識などを細かに紹介してくれています。
    特に筆者は、「時間をいかに効率よく使うか」という事を、読書に限らず、生き方としてそれを追求していると私は感じ、その考えに基づいた方法論は、是非取り入れてみたいと思いました。

  • この著者の本はまだ数冊しか読んだことないけど、なんかみんなちょっとピントがズレた事を言っているような感じがする。気のせいだろうか。
    読書に完璧(完読?)主義を求めるのはX。必要な部分のみ熟読すれば良い、ってのはそのとおりだと思う。でもそれはある程度の読書量をこなした人に対して言える事で、読書初心者に最初から必要な部分だけ熟読っていっても、ほんとうに必要な部分を選べるのかな、と思う。

  • 【 内容 】
    著者は精神科医。
    本との付き合い方が記されている。自己啓発本。
    巷に溢れる情報をうまく活用して活躍しよう。
    【 話の展開 】
    高度情報化社会を引き合いにだし、情報格差が仕事や待遇に
    影響を与えることを問題提起している。これに対し、
    作者の体験や、常日頃している本との接し方を紹介している。
    【 コメント 】
    本の帯にある、
    「速読よりはやく、斜め読みより確実な本の読み方教えます。」
    は何処に書いてあるんだろ。。。
    本を理解するための技術的な内容は書いてない。

    ぱらぱら見て。。。閉じた。

  • 一部熟読の進め。完全主義からの脱客。読書は本の内容をアウトプットする事に意味がある。

  • 今読んでいるが、この本を途中まで読んで、この本も重要なところはもう読めたな、と思った。笑
    世の中情報量がたしかに多すぎので、これをきっかけに完璧主義からの脱却を図りたい。

  • 本を読むための本ははじめて読みましたが、そこまで広がりがある感じがしなかったです。目からウロコ的なものはあまりないかなぁと。

  • 本をダラダラ読んで、要点を掴めぬまま、一冊が終わる。
    この繰り返しが俺の読書。読んだつもりになっても、結局内容が無いよう(汗)
    筆者は読書をするにあたって、完全主義者になるなと。つまり一冊読みきろうとするからダメなのであって、自分が読みたい部分だけをストックしていけばいいんだよと。
    貧乏性の俺は、どうしても一冊を丸々読まなければ気が済まなかったけど、これを読んでなるほど!と気づきました。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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