女はなぜ突然怒り出すのか? (角川oneテーマ21)
- 角川グループパブリッシング (2006年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047100268
感想・レビュー・書評
-
すごい。
役に立たないんだけど
ぁーそうねっておもうんだ。
著者は、よくある女性作家とは対極にいる感じで
8割方 第3者として書いてあることからも大人であると感じられ、
共感が持てる。
だが所詮女が書いた女の本であり、女の域をでない。
これはどうしようもなく、男の気持ちを知らなければならない。
この点著者も意識しているようです。
それに逆も然りだという点を考慮するとすばらしい本。
やはり大人な著者でした。
このような女性ばかりだと清清しいかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男はこのテーマがいつも心によぎる。理解出来ない。一時的な感情に自分をコントロールできないんだ、翻弄されてるんだと思ってる男は多いとおもう。それと女は我慢しちゃうのがあるんだね。我慢しちゃう理由にキツイと思われたくないからがあるみたい。
-
基本的には生理学的に(特にホルモン)のバランスを中心に話を展開しているのが、 ちょっと面白かった。
女性は、脳梁(右脳、左脳を結ぶ部分)が男性より太くて、複数の情感が伝達できること、 ホルモンバランスが常に不安定なことが男性と大きく違うみたい。
あと、石器自体の男性は狩猟、女性は、農耕ということから、女性は「受身」ということだけど、日本人は、欧米のような狩猟民族ではなくて、農耕民族だから、元々女性的なのかも。 実際に噂話が好きな男性も多々いるし、そういう傾向は確かに見られる。
現代の、子供虐待とかも、このホルモンバランスの不調ということを考えると、なんとなく辻褄があるところもある・・・・・、ように思う。 -
女と男の脳の違いについて。
よくあるタイプの本だけど、まぁまぁわかりやすかった。
でも文章に「女は・・・」「だから女は・・・」という表記が
多くて、その都度ちょっといらっとしたけど
読み終えて納得、なーんだ。これ著者は女性なのか。
なら許せる。
女の視点から見た、女の扱いづらさについての
取り扱い説明書、という感じかな。 -
全体的な流れとして
「女は○○っていうホルモンが出やすいよ!」
↓
「そのホルモンは~っていう効果(怒りやすいとか女特有の欠点)があるよ!」
↓
「だからしょうがないね!こう対処しようね!」
が一貫してて、正直何のタメにもならんかった。。
まぁ対処方法が
「治まるまでほっとこう!」
とか
「やんわりと聞き流そう!」とかだったのはウケたww
結局何かが解決するわけじゃないんですねー。 -
脳医学(科学)からの観点から女性の構造・心の動きを論じている。女性と男性の脳細胞のつくりや分泌されるホルモンの種類、量がまったく異なっており、それに基づいて思考・行動が行われてるいるらしい。結論からすると男性と女性は永遠に分かり合えない生き物だと思った。
ここに書いてある女性の心理状態、行動には思い当たる節がたくさんあるので、女性のことがわからないと思っている男性は必見かもしれない。 -
医学博士・心療内科医である姫野友美が、女性の脳や体の構造に基づき、日頃不可解だと思われがちな女性の言動について解説している本です。女性をとりまく様々な問題やエピソードについて科学的に分析しているので、私自身も読みながら多くの点に納得し、また改善の余地があることを知りました。性差を知り、認めることで、男女がお互いを助け合い、高め合うことが大切ですね。男性にも読んで頂けたら、妻や恋人への理解も深まり、より良い関係を築いていくための一助となるのではないかと思います。
-
女性として読んでみて…書いてあることは正しいし、
これを男性が読んで「なるほど」と思ってくれればしめたもの。
パートナーとけんかが絶えないときこういう本を読んでみると
女性や男性の思考が科学的に分析できて、怒りが和らぐことも。
基本的には相手を変えるより自分が変わるほうがはるかに早くて簡単。
こういう系統の本を読んで、自分を「男」「女」と客観的に捉えながら、
その性質を理解してお互いに歩み寄れればトラブルも減るのでしょう。 -
古本屋でGET。あまりの的を得た表題に思わず購入。確かにそうかもね〜最後に異生物間のコミュニケーションも可能。男と女は異生物なのだから、コミュニケーションしなければわからないと結んである。女性にもてるのは、優しい男であり、その優しさは相手の感情を受け入れること、共感する心、響く心を持っていること、だって。でもこれって、男女じゃなくても同じだよね。友達だって、やっぱ共感してくれない人とは分かり合えないもん。セロトニン、ドーパミン、脳と心理って密接だわ。。。おもしろいね。