長生きする人のカンタン食生活 (角川oneテーマ21 C 111)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100411

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  •  増尾清「長生きする人のカンタン食生活」、2004.5発行、再読。大正14年生まれの著者の目標は2つ: ①120歳までを目標にイキイキと毎日を健康に過ごす ②老衰で最期を迎える。 そのためには、老化を進め、万病の元になる活性酸素の防止(スカベンジャー含有食材)と免疫力のアップ。スカベンジャー含有レシピは、茶わん蒸し、小松菜やほうれん草のお浸し、五目ちらし寿司、寄せ鍋、豚汁など。免疫力アップレシピは、大和芋の磯辺揚げ、エノキとタマネギの卵とじ、アボガド納豆など。
      免疫力を鍛える毎日の食事は:①バランスよく食べる ②良質蛋白質を一品(大豆、豆腐、納豆、アジ、イワシ、肉など)③野菜は、アブラナ科、ナス科、ユリ科、セリ科、マメ科から二~三品 ④キノコを一品 ⑤ヌルヌル海藻かヌルヌル野菜を一品 ⑥発酵食品を一品。なお、自律神経が免疫のカギを握っていて、強いストレスに襲われると自律神経のバランスがくずれ、免疫力が大きく低下する。ストレスは免疫の大敵。ストレスを追い払うには「笑い」。

  • テーマをしぼったらどうだろうか。

  • 元東京都消費者センター試験研究室長で食品問題研究家の著者がそのキャリアを通して、食品添加物からBSEまで食の安全について書いた本。
    安全な食品の選び方、調理に際しての自己防衛策が参考に。
    (目次)
    第1章 あなたの食生活は安全ですか?
    第2章 食の安全のための自己防衛策
    第3章 食の安全と身体に悪い化学物質
    第4章 今日から始める心身健康法
    第5章 五〇歳からでも間に合う安心食生活術
    第6章 免疫力を毎日の食事で鍛える
    第7章 一二〇歳までの健康が私の目標

    (個人的メモ)
    ・添加物表示が免除される3つの場合
    1.栄養強化の目的で使用されるもの
    2.加工助剤
    3.キャリーオーバー(食品の原材料の製造又は加工の過程で使用され、その食品の製造過程では使用されないもので、最終食品に効果を発揮することができる量より明らかに少ない場合)
    ・遺伝子組み換え大豆不使用の表示があっても、5%以下の混入の場合は表示義務が無いため、市販の豆腐の6割は5%以下の組み換え大豆の遺伝子が検出された
    ・食品化学物質の複合毒性の問題
    ・PH調整剤は比較的安全
    ・安全な食生活を送る上での考え方
    →食品選び(25%)、下ごしらえでの解毒(15%)、栄養バランス(30%)、免疫力アップ(20%)、その他(10%)
    ・(野菜)栽培者名の表示があるもの>生産地名>生産県名
    ・有機農産物(JAS)マークがあっても注意(第三者認定機関の信頼度がいまいちのものもある)
    ・和牛(4種のみ)≧銘柄牛(商品名)>国産牛(和牛以外)

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著者プロフィール

大正14年生まれ。元東京都消費者センター試験研究室長。食品の安全問題を研究して45年以上。90歳の今でもスーパーに足しげく通い、常に一般的で身近な食品の「いま」を調査し続けている。通称「食の生き証人」。

「2016年 『【最新ポケット版】農薬・添加物はわが家で落とせた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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