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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784047100503
作品紹介・あらすじ
エコノミストである著者が、夜、水商売やコールセンターで働く女性達の懐と、アングラマネーの行方を具体例を挙げて追跡する。外国との諸例と比較し、違法性、納税義務の遵守について国家が採るべき方策まで網羅。
みんなの感想まとめ
夜の水商売に従事する女性たちの経済的な実態と、その影響を深く掘り下げた内容が魅力的です。高級クラブのホステスが稼いだお金を投資に回し、キャバクラ嬢が消費に使うという視点は、経済の循環を再認識させてくれ...
感想・レビュー・書評
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20年ほど前の著作。
合法非合法含めキャバやデリヘルからソープ、援交やストリップ、エロビデオなど売上構成と、それらの金がどこに流れるのか?
また違法性産業の問題と、教育の課題まで。
当然変化はあるし、違法営業など見えない部分なので仮定の数値による概算ではあるが、総額で10兆円を超える一旦の目安とはなる。表層的に見えるかもしれないがよく調べられている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さすが門倉先生、といった感じでしょうか。
高級クラブのホステスは給料を投資に、キャバクラ嬢は給料を消費に使うというのはなかなか面白いです。どっちにしても経済の循環になっているんだと再認識させられます。
気になるのが一点。
そもそも『夜のオンナ』の仕事を無くさなくても良いのかという議論がありません。著者は需要と供給があるからそういった議論はしていませんが、こういった形の女性の社会進出は違うような気がします。他の健全な産業に代替した方が良いのではないか……性の搾取という観点から考えれば、ある程度の規制や環境を整備等、落とし所を決めなくてはいけないと思います。
水商売だけが女性の働く場所になるようでは健全とは言えません。現実に他の仕事よりも給料が良いからといって、市場規模が大きいからといって、『夜のオンナ』が増えるのは賛成しかねます。
理想論はさておき、日本の現状として、『夜のオンナ』の市場規模は全体から見ても大きく、改めて驚きます。しかも世界的に見てもその比率は大きく、日本経済を支える重大な役割を果たしている現実は受け止めなくてはなりません。彼女たちの働く環境をより安全に、より快適にしなくてはならないという著者の意見には賛成です。
僕の評価はA-にします。 -
●2025年7月31日、メルカリで門倉さんの「日本の「地下経済」最新白書 闇で蠢く26.5兆円の真実 (SB新書)」を見つけて、ブクログレビューに「夜のオンナはいくら稼ぐのか?」が面白かったという書き込みあったので、チェック。
銀座ホステスは稼いだ金を投資に使い、風俗嬢は消費に使う、という話がのってるらしい。
ブクログレビュー:
「高級クラブのホステスは給料を投資に、キャバクラ嬢は 給料を消費に使うというのはなかなか面白いです。どっちにしても経済の循環になっているんだと再認識させら れます。」 -
「夜のオンナ」はいくら稼ぐかというタイトル通り、(明確な定義は無いものの)夜間に働く女性の給与面などから、どの様な働き方があり、それぞれが幾らぐらい稼げるかについて述べている。想像通り、合法非合法含めたあらゆる性産業が中心とはなるものの、夜間営業をする小売の給与面なども比較対象として説明されている。そこには、日本人の就寝時間が徐々に遅くなってきた(23時まで起きている人の割合など)背景があり、女性の社会進出と共に、通常の勤務時間終了後に働く女性も増加してきた事が挙げられる。本書で紹介される、キャバクラをはじめとした夜のビジネス形態それぞれの市場規模などは、情報処理試験でもお馴染みのM/M/1モデルで計算され、それぞれが表している到着/サービス/窓口数などにインタビュー結果や事例からおおよその回転率や利益規模が試算されている。各種市場規模の数値は2006年ごろのものでやや古いものだが、2025年ごろの規模予測なども試算されており、現状を調べる事で答え合わせもできる。サンプル的に幾つかインターネットで調べてみたが、ほぼニアリーな数字になっていて驚いた。そうした活況ぶりも法制度や規制の強化などの影響を多分に受けるであろうが、少なくとも近いものが幾つか証明されたようだ。
本書の中で非常に納得感のある内容は、それら夜の産業に人が集まり、そこで稼がれたお金がその後どの様に流れていくかであった。人それぞれ参入する理由も違うであろうが(例えば援助交際などは大半が一時的な消費に費やされている)、夜の経済圏の中をマネーが再び巡る事が多い様だ。キャバクラで稼いだ女性がそのままホストクラブで散財するなど、それらも現行法制度や社会のあり方に影響を受けているのであろう。また、日本人だけではなく海外から出稼ぎに来る女性などは事情も背景も、その金の使い道も当然異なる。更には日本以外のタイや中国、ヨーロッパ諸国の事例などもあり、文化や考え方の違いを学ぶこともできる。オランダの様に女性の保護(労働環境や公衆衛生面など)の観点から合法化する事は日本が参考にすべき点もある。
いずれにしても、人口減少社会に突入し、昼間の労働人口も不十分な中で、働き手は様々な自分に合った労働の場と手段を選ぶ事ができる。将来の日本経済の事も考える必要があるが、結局は国民一人一人が自身の納得いく方法で自分の特性や能力を活かした働き方を考えていくのがこれからの社会なのではないだろうか。少し極端な話にはなるが、本書が述べる「夜のオンナ」の現場には、先駆ける様に外国人も多数参画してきている。彼女たちがやがて十分な経済的余力を持ち、昼の世界に繰り出し、新たな働き手にもなるような流れが無いとは言えない。そうした夜間の労働力含めて、社会全体が活性化していく期待を持ってみても良いのでは無いだろうか。 -
普段メディアなどで目にする経済が表の経済だとすると、この本は表には出ない裏の経済を端的に書いた本。
タイトルに惹かれて読んだが、内容は統計(著者のフェルミ推定を含む)に基づいたデータが並べられて読み応えがあった。
キャバクラで使われた消費の約半分はホストクラブに流れていた事実は衝撃だったが。。。w -
売春の経済。
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なんかあわない
血が通ってない感じがして
また、表面をなぜているだけで
違うんじゃないかなあ?
というところが多い気がする。
なんかその辺で簡単に知ることができるものを集めて、
書いたみたいな
その内容自体もそれだけ?
って感じだし、それに対しての著者の考えみたいなものもないきがして
なんかひたすら薄っぺらいという印象を私は受けてしまった -
気が狂ったか、大学入学当初のプレゼミでビブリオバトルがあり題材にこれを選んだ。奇をてらったんだろう、青い自分よ。
ホンマでっかTVに出演されていた門倉貴史先生の本分ですかね。ビブリオバトルでは少しウケつつ、内容の説明に入ると女学生方は引いていたような気がします。キャバクラの話とかね。 -
風俗業界を中心にそれぞれの市場規模を推定し現状を示しているところは興味深く面白かった。ただ、昼クラ、パチンコ、海外の売春組織まで扱い、視点が発散した感があったことが残念。
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TVで活躍している門倉先生が書いた本。さすがに、アングラの経済学の専門家の書籍ゆえに、他の風俗ルポとは違い、経済効果や市場規模などの言及が多い。
ただし、調査母数が少ない、他の調査からの引用と推定など、信頼性には懸念が残る。
「体当たり系」のライターとコンビを組めば、さらに奥深い結果が得られるのでは? と感じた。 -
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データが不足してる業界なので、推計することに価値はあるけれど、大胆すぎるような。あと「夜の世界は稼げる」って前提に基づき過ぎてる。無駄遣い、高級取りというイメージはちょっと古い気がする。
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合法・非合法も含めた、非フォーマルな経済活動を「夜のオンナ」に象徴し、その規模を見積もる。なかなか見ることが無さそうな、データやエピソードが集められている。厳密な統計ではなく、仮定の条件下での試算だが、中には兆の単位に達する業態もある。昼間の経済活動でオトコが稼いだ金が、夜のオンナの財布に入り、翌日またブランド品や旅行や高級食材に消費されるという、昼夜のマネー循環がマネー見てとれる。
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タイトル買いした1冊。限られたデータから「夜のオンナ」たちの収入を試算するその根気というか執念みたいなものにはただただ頭が下がる思いだけど、それだけなんだなー。惜しい!
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門倉氏のお得意アンダーグラウンド経済。
一口に夜の仕事と言っても、小料理屋やキャバのようなソフトから風俗産業のようなハードまで様々である。
銀座高級クラブの市場規模が年間900億円、キャバの年間市場規模9900億円、その他芸者、風俗産業の諸々を込みにすると、マクロで見てもその経済規模は11.3兆円。
景気動向を見るのに銀座の賑わいが予見に役立つか。なるほどね。 -
オランダは売春が合法
オーストラリアでデイリープラネットという売春宿が株式上場
売春は世界最古の職業
合法化によりセックスワーカーの福利厚生や労働環境を改善し、税収も増える -
風俗産業などとかく表立っては語られることのないいわゆる裏産業の経済規模の推測など、非常に興味深い内容が綴られていました。ツッコミの深さはもう少し、と思いましたがここまで欠くのでももしかしたらいろいろと戦わなければならない方々がいたのではないかなぁと思うと、これでも十分なのかなぁ。自分も含めて、この手の産業に流れているお金をもっと健全な方向に使えばだいぶ日本の経済に貢献できると思うのですが。パチンコとか賭博産業にも斬り込んで欲しいものです(もうあるのかもしれないけど)
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単純に稼ぎだけをみると、夜のオンナは結構稼いでいるようで、お金に困った人がそちらに向かうのも納得。
勿論、失うものもあるのだろうが。 -
男であれば興味ある素材であります。
夜のオンナ関連市場規模を算出するもので、多少お金のながれや、世相をの話を差し挟んでいます。
あとがきより(億円/年)
銀座の高級クラブ 900
キャバクラ 9900
芸者 448
コンパニオン 720
主婦の夜間パート 914
ソーフランド 9819
SMクラブ 2400
ファッションヘルス、イメージクラブ 6708
デリバリーヘルス 24000
ピンクサロン 6457
援助交際 634
アジアンエステ 2089
外国人売春 227
ホテトル 901
ラブホテル 47000
•窓口が複数の場合の待ち行列理論(M/M/S型)という、店舗来店するを算出する理論がある -
[ 内容 ]
違法!?
合法!
夜の仕事の儲けのしくみ。
地下経済の規模と秘密も一挙公開。
[ 目次 ]
序章 「夜のオンナ」のお金の行方
第1章 あなたが払ったお金は誰の手にわたるのか
第2章 いちばん稼いでいる「夜のオンナ」は誰か
第3章 日本の夜に稼ぐ外国人女性たち
第4章 外国では「夜のオンナ」はどうしているか
終章 日本の「夜のオンナ」をどうするべきか
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