勝負勘 (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 97
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100602

作品紹介・あらすじ

勝負の分かれ目での一瞬の判断力を磨く!「先」を読まれたら、必ず負ける!名騎手引退後初の著書。

感想・レビュー・書評

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  • 日本一の最多勝記録を持つ名騎手、岡部幸雄の書き下ろし。
    第六章が面白かった。
    キーワードはマイナスを出さないこと、自分のペースでやる、何もしない、経験の生かし方。
    馬と騎手の関係は、選手とコーチの関係にも似ていると思った。

  • 岡部さん節。馬、優先主義。テイクイットイージー。少なくとも、僕が競馬を見だした時期からは、一貫している。ルドルフの渡米前の話などは知らなかった。

  • 藤田伸二騎手の著書を読んだ直後に読んだだけにギャップが面白かった。

    どちらも騎手という仕事と真面目に向き合ってきたことは同じなのだろうけど、それに対する自らの考えを文章にするとこんなにも違いが出るのねー、といった感じ。

    ただ、キャリアの差によるところもあるだろうけど岡部さんの方が騎手という仕事をより精神的に突き詰めている感じがした。哲学的と言ってもいいかも。

  • JRA(中央競馬)で2943勝し、武豊騎手に次ぐ勝ち星を挙げた騎手の著書です。
    3章に気になる表現があったので、一流の方の著書より引用します。
    入社など、これから新しい道へ進む方へ力になれば幸いです。

    ------
    90ページ
    新しい世界に飛び込んでいったなら、誰でも最初は一番下になる。そこで当たり前のことをしながら這い上がっていく以外に方法はないのだ。
    91ページ
    そんな先輩たちの見よう見まねすることによって、日頃の馬の管理の仕方から、レースで何が望まれるのかといったことまで、騎手として必要な基本を身につけていったのだ。
    92-93ページ
    同期同士で励ましあったり情報交換しながら切磋琢磨していく部分もあるかもしれない。だが、そうして得られるものは限界がある。
    93ページ
    人によって、何を精神的な支柱にして、どういうモチベーションを持っているのかはそれぞれだろうが、同世代間のルールしか知らなければ、どこかで壁にぶつかるケースも出てくるものだ。
    105ページ
    人によって、人生の中で手にするチャンスの質や大きさが違うことはあるだろう。だけれども、「今やれること」をやりながら一歩一歩先へ進んでいたならば、誰でもチャンスを掴むことができるにちがいない。

  • 一時代を築いた岡部ジョッキーが勝負に勝つための日々の心構えや勝負に臨む際の心の持ち方などを記した本。

  • 競馬のことに詳しくないので若干読み辛かった。勝負勘を鍛えるには経験が必要という当たり前のことが書いてある。当たり前だと思うけど、それが真理なんだろうな。

  • 勝負に勝つための、日々の心構えや勝負に臨む際の心の持ち方など、非常に参考になった。

    馬も人も、長い目で見て成長を待つことが大事。目先のことにとらわれた結果、その後を棒に振ってしまうことも。

    引退後のあり方も、とても参考になる。オンオフの切り替えの重要性は、人馬ともに例が挙げられている。

  • 岡部幸雄はフリーの先駆者ということで合理主義者というイメージを持っていたが、一枚岩の合理主義者でもなかった。この本では徒弟制度を評価する岡部、靴磨きをしていた時代を大切に思う岡部の姿も垣間見られる。

  • 「名手」岡部幸雄。この人が武豊騎手の前に立ちはだかっていたからこそ、今の競馬人気があるんだよなと実感。
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage065.htm

  • 2011/5/11読了。
    日本競馬界が誇る名ジョッキー(JRAで2943勝の記録をもつ)著者が、自らの騎手人生を振り返りながら勝負や成長について語った1冊。短ければ1分、長くても3分という短時間の中に、無数の情報を処理と、瞬時の判断が求められる世界で38年間を過ごした経験は凄まじいものであろう。
    しかし、内容は著者の伝記というか、レースや競走馬を振り返る部分が多く、もう少し一般化した議論があってもいいように感じた。それだけ"考える"ことよりも"感じる"ことが重要な世界といえるのかもしれない。もちろん競馬好きな自分としては伝記としても十分楽しめたのだが。

    ○勝負勘というものは、生まれつきのセンスによる部分もあるが、判断の良し悪しを振り返ったり、シミュレーションを繰り返すことで鍛えることができる。
    ○短所のイメージは長所よりも断然染みつきやすい。時にはそれを疑う必要がある。

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