リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100879

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  • 江副浩正リクルートのDNA
    目標を共有して事業を推進すること。
    まずは自分を磨くこと。
    創業者利益の得られる事業。
    社会の要請に応える仕事。
    小資本で可能な仕事。
    仕事は大事なことから優先。
    失敗は恐れてはいけない。起業すると途中で必ず失敗するがピンチはチャンス。
    学歴は関係ないが知識とスキルは大事だ。
    コニュニケーション能力を高めること。
    話し上手で、聞き上手である必要がある。
    常に健康でいること。

    外部の人、内部の人、常にコミュニケーションをとる必要がある。

    新規事業についてもタイミングというものが大切であり、いくら良い案であっても時代にマッチしてなければ売れない。

  • 2018/7

  • 著者はリクルート創業者の江副氏。

    本書の前半は起業家として何を大事にしてきたか、リクルートで大事にしていることは何かについて語られ、残りは江副氏の自伝でリクルート創業から手掛けた事業の浮き沈みが語られている。

    前半、起業家としては「ナンバーワンであり続ける」ことが大事だとし、「1番でなくなった瞬間が即ち死である」とまで語っている。それを実現するためにも挑戦を続け少数先鋭、ハイパフォーマーが高い業績を達成しようと執着し続けることの大切さが語られていた。
    一人何役もこなせる優秀な人材が目標達成を目指すことは、何かを起すときの本質のような気がした。

    後半の自伝では数々の新しいことへ挑戦しながらタイミングが味方をしてうまくいったこと、タイミングが早すぎてうまくいかなかったことなどが語られている。
    創業者利益を狙う挑戦をする中でタイミング、めぐりあわせに翻弄される姿から創業の難しさが感じられた。

  • 【感想】
    この本だけを読めば、江副さんは素朴・凡庸で、普通の人なのかなと思ってしまうが、きっとそんな事はないだろう。
    現在のリクルートの人材は、他の企業と比べても群を抜いている気がする。
    本書だけを読めば謙虚で控えめな印象だが、この創業者が凡人であるわけがない!

    やはり常に仕事に重心を置き、計画的かつひた向きに仕事をしない事には、真の成功などありえないのだろう。
    真の成功を築きたければ、仕事に対して一心不乱にならないといけないんだなぁ。勿論、能力は必須だが。

    題名の通り、リクルートのDNAについて少し触れることができた。
    ここから何かを盗まないといけないね。


    【内容まとめ】
    1.「企業が収益を上げるには」
     ①質の高いサービスを提供する
     ②モノ、サービスをスピーディーに提供する
     ③コストを下げて顧客への価格を下げる

    2.「ナンバーワン主義」同業者が出現すれば、それを歓迎する。
     同業間競争のない事業は、産業として認められない。

    3.人がついてくることが大切だが、そのためにはまず自らを磨くこと。
     重要なことは、メンバーの誰よりも優れた仕事を熱心にしていて、それを継続すること。

    4.時間の有効な使い方を模索すること。
     仕事は受付順ではなく大事なことを優先した方がいい。

    5.失敗を恐れぬ勇気を持つこと。ピンチはチャンスでもある。
     また、部下の失敗に対しても寛容でなければならない。そこから学ぶことは多い。

    6.話し上手であり、かつ聞き上手であること。
     相手が何を聞きたがっているかを知った上で、分かりやすく話すこと。

    【引用】
    p19
    「武士は己を知る者のために死す。」
    トップに自分の名前と能力を知られ、期待されていると社員が感じれば、自ずと仕事へのやる気は高まる。


    p19
    「経営の三原則」
    1.社会への貢献
    2.個人の尊重
    3.商業的合理性の追求
    →松下幸之助「利益を上げ税を納めるのが国家への貢献」


    「企業が収益を上げるには」
    1.質の高いサービスを提供する
    2.モノ、サービスをスピーディーに提供する
    3.コストを下げて顧客への価格を下げる


    p23
    ・ナンバーワン主義
    同業者が出現すれば、それを歓迎する。
    同業間競争のない事業は、産業として認められない。
    後発企業の良いところを真似することは恥ずかしいと思わず進んで受け入れ、協調的競争を行い、ナンバーワンで居続ける。


    p40
    ・シャープ創業者 早川徳次
    「他社が真似をするような商品を作れ」
    先発メーカーは常に後から追いかけられているわけだから、すぐ次を考えなければならないし、勉強を怠ってはならない。
    元祖だからとじっと構えておられず、さらにより優れたものを研究することになる。
    真似をされることは結局は自分のところの発展に役立つ。


    p70
    ・成功する起業家の20カ条
    1.当然だが一人では大きな事業はなし得ない。
    気力と体力のある若い人材を集め、目標を共有して事業を推進すること。

    2.人がついてくることが大切だが、そのためにはまず自らを磨くこと。
    必ずしもカリスマ的魅力がなくても、人がついてくるやり方を身につけることはできる。
    重要なことは、メンバーの誰よりも優れた仕事を熱心にしていて、それを継続すること。

    3.「企業は人なり」。
    優れた経営者の条件は、メンバーの事をよく知り、誰にどの仕事をどのレベルまで要求するかである。

    4.日本で初めての事業、創業者利益が得られる事業がいい。

    5.変貌している産業社会の新しいニーズに応える事業なのかどうか。

    6.多くの資本を要さない仕事から出発すること。

    7.時間の有効な使い方を模索すること。
    仕事は受付順ではなく大事なことを優先した方がいい。

    8.失敗を恐れぬ勇気を持つこと。ピンチはチャンスでもある。
    また、部下の失敗に対しても寛容でなければならない。そこから学ぶことは多い。

    9.若くかつ就職しないで起業すること。
    無知からくる無謀が人に出来ない事を成し遂げさせる。

    10.学歴は関係ないが、知識とスキルは重要な鍵であり、必須条件である。

    11.経営哲学を社員と共有すること。
    理念なき経営者の元では、社員の心が一つにならない。

    12.コミュニケーション能力を高めること。

    13.話し上手であり、かつ聞き上手であること。
    相手が何を聞きたがっているかを知った上で、分かりやすく話すこと。

    14.倫理観のない起業家は、いずれ破綻する。

    15.常に健康に留意する。健康をセルフコントロールする。

    16.政治家と一定の距離を保つことも重要

    17.自分の考えが正しいかどうかを決めるのは顧客。
    顧客と常に接して顧客の声を常に聞かなければ成功しても長続きしない。

  • 昔持ってた本を斜め読み。
    半分くらいは創業当時からを振り返る内容だけど、個人的にはリクルートの活達な体質、雰囲気を感じられるところがよかった本。

  • リクルート創業者の江副さん、その方が大事にしていたことが書いてある本。自伝中心で、抽象化するのが難しかった。時代を読み、流行ると信じたことを言い続け実行することが大切なんだと気づいた。
    「人の助けを借りながらビジネスをする」というのも大切。当たり前だけど、当然だけど。

  • リクルートのビジネスがどのように作られてきたのかを理解することができた。

    スピード感を持って一番を取りに行く姿勢やそのために様々な失敗があることが知れた。

  • 10年前の本ですが古くないです。
    これも今更って声が聞こえてきますが今手に取ってみても新しい発見があります。

    普通に読むとリクルートの社史的な感じなんですよね。
    江副さんがいかにリクルートを大きくしてきたかという。

    でもその中には起業家の成功の法則というか如何にしても成功して行くかが散りばめられてるような気がします。
    いろんな方々がオススメ本に上げてはるのがよくわかります。

    すっと読めて為になる本でした。

  • リクルートという企業、社風がどのようにできあがったか雰囲気が掴める本。タイトルと内容は少し解離している感がある。

  • リクルートを創業した江副さんが書いた本。
    多くの起業家を輩出する風土やリクルートが高収益企業へ躍進していく成長過程が語られており、とてもバイタリティ溢れる内容になっている。
    優れた経営者としての才能、地道な努力はもちろんのこと、起業家として大成するためには人とのつながりが物を言うことを実感させられる。

    リクルートを創業するいきさつや業務内容の拡大、企業風土の改善など、江副さん自身が実践してきたことを軸にしながら、歴史に名を残す名起業家の名言・格言なども散りばめられている。
    いかにして社員を育てるか。多くの支援制度を導入して、それぞれのグループが会社全体の利益を支えるような事業を生み出すことを後押ししているのが素晴らしい。
    『組織は、「ピラミッド型」ではなく「グリッド(格子)型」』という発想が、リクルートの活力を高めているのだろう。

    本書の冒頭で、「若い世代のニートやフリーターに希望を持って欲しい」ということおっしゃっているように、若者でも面白く読める。就職を控える学生や経験が浅い新入社員など、これからの社会を担う人たちへのエールが込められる。
    江副さんが関わったリクルート事件への言及はほとんどない(含みを持った言い方は見られるが)。純粋に起業家としての足跡を記すだけのものに留まっており、その分リアルタイムに事件を知らない世代でも読みやすいものとなっている。

    ただ、内容的に終盤の方が蛇足的な感じを受ける。
    尻切れトンボな印象を残すよりは、ある程度の時点で区切りを設けたほうが良かったように思われる。

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