デキる女とダメな男の脳習慣 (角川oneテーマ21 A 71)

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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047101111

作品紹介・あらすじ

大脳生理学の立場から提言!無意識な行動が男の脳をダメにする。男と女の脳の不思議。

感想・レビュー・書評

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  • 前頭葉が劣化 訓練という刺激を脳に与える 足の指を器用に動かす神経回路がつくられた結果 認知症予防 概して、女性は言語能力に優れており、男性はその比ではない。メールでも、絵文字を駆使してさまざまなニュアンスを伝えることを楽しんでいる女性たちに対して、男のほうはいささか表現力に乏しい いつも表面的な人間関係に留まっていれば、そうした成長もない。アンドロゲンのシャワーの有無 右脳が優勢な男脳ほど、左利きをともないやすい 男脳は「側性化」女脳は脳梁を発達 大脳新皮質や動物脳の大脳辺縁系は頻繁にキャッチボールをして、協力しあうのが本来の姿 生まれてから、9歳までの体験を、私は「原風景」と呼んでいる。 モテない男は、チョイ悪オヤジにもなれない 性欲は生きていくうえで根源的な欲求 女は選ぶ性、男は選ばれる性 メスの同意を得ない強姦などは動物の世界では行われないのである。 想像力と創造力 結局、女っけのないまま人生を過ごしていくことになる 自然のリズムに従う チロシン豊富なタケノコ レシチン豊富な大豆 料理は五感を鍛える 手は外に飛び出した脳

  • 男を馬鹿にしたいだけの本。ゲーム脳等とんでも系言説ばかり。真に受けてしまう人は要注意。

  • 説教くさい。

  • 筆者が脳習慣と呼ぶ、思考パターンに基づく行動パターンから、できる人とダメな人をした本。

    視点は面白いのだけど、筆者のバイアスが掛かりすぎてるのが残念。

  •  いやあ、これは素晴らしい本である。タイトルだけ見れば、女性に媚びた内容だろうと考えられるのですが、やはりその通りのようだ。

     わざわざ「デキる女」と「ダメ男」を恣意的にピックアップしている。最初から「最近の若者(ダメ男)はゲームや携帯、PCで駄目になっている」と根拠となるデータもなく言う。

     しかも、著者はゲーム、携帯電話、PCがあるがゆえに、今の若者は昔の若者よりさらにダメになっていると断言する。その後も終始一貫してデータを提示せず、憶測だけで「今の若者(ダメ男)は~」とネガティヴな文言を並べているのが目立つ。

     著者は「ゲーム脳理論」は学問的には認められていないが、人々に広く受け入れられたとして、『ゲーム脳の恐怖』を著した森氏と見解を異にしながらも信奉している。ゲーム脳理論は斎藤環氏らにより問題点が散々指摘されています。それにもかかわらず「人々に広く受け入れられた」からといって、内容も吟味せず取り上げるとは、学者としてどうなんだろう?と思った

     「男(雄)より女(雌)の方がタフ」というのも平々凡々な言説です。別に特筆に価するものでもありません。交尾中に雌が雄を食べるカマキリや、数センチにも満たない雄が、50センチ以上にもなる雌に寄生するチョウチンアンコウなんかはいい例だろう。タフな雌が優秀な雄の遺伝子によって、より優秀な子孫を産もうという生物の戦略である。

     久し振りに面白いものを読ませていただいた。

  • [ 内容 ]
    大脳生理学の立場から提言!
    無意識な行動が男の脳をダメにする。
    男と女の脳の不思議。

    [ 目次 ]
    第1章 “逆脳トレ”で、日本人の脳は退化しつづける(危機に瀕している日本人の脳 電車ですぐ座る男は、脳もセックスもダメになる マンガやテレビを見ながら食事する男は、脳も表情も貧しくなる 何をおいてもまずメールチェックでは、脳はますます弱くなる)
    第2章 もろい男脳、タフな女脳(男脳と女脳は、やはりちがう いざというときに度胸がすわる女脳、パニックになる男脳 現代文明の行き詰まりは、男脳の行き詰まり)
    第3章 このままでは、ますます男脳は弱くなる(ゲーム脳は、男の仕事もセックスも弱くする モテない男は、チョイ悪オヤジにもなれない デキる女も、男脳化すると行き詰まる)
    第4章 男らしさ、女らしさを輝かせる脳習慣(脳に活力を与える朝食のとり方 和食は、最高の“ブレインフード” 休日には、パソコンは強制終了 買い物は見て、さわって、試して 車をおりて、歩け、歩け)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 大脳生理学の立場から提言!無意識な行動が男の脳をダメにする。男と女の脳の不思議。


    とりあえず、脳を鍛えてみましょうかね。。。
    脳ブームですし。。。
    なんつって♪

  • もっと五感を使うように気をつけないといけない。

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著者プロフィール

1913年、北海道生まれ。東北帝国大学卒。東京教育大学(筑波大学)教授、帝京大学教授をつとめる。金融論、経済原論に傾注した。1994年に死去。

「2019年 『経済学 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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