ひねり出す時間術: 30分ジグザグ仕事術 (角川oneテーマ21 B 101)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047101135

感想・レビュー・書評

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  • 私と職種が違うけれど、時間の使い方は参考になる部分がたくさんあった。
    もう一度時間を掛けてじっくり読み、著者のやり方を試してみたい。

  • 精神論と技術論と適度にミックスされたなかなか良い本でした。
    また、放送プロデューサーだけあって、各項目のタイトル付けがうまく、非常に読みやすい。
    逆にタイトル付けがうますぎて、本文不要的な部分もあったりする。

    【時間をひねり出すために】
    ・人より一足早く動き出せば、時間はひねり出せる
    ・集中さえすれば、時間はひねり出せる
    ・調子が出ない時間を短くすれば、時間をひねり出せる
    ・時間を奪う「外敵」から身を守れば、時間はひねり出せる
    ・自分でなくても出来る仕事を他人に任せれば、時間はひねり出せる
    ・夢や目標をもてば、時間はひねり出せる

    【なるほどな点】
    ・仕事をこなすときは、少しづつ時間短縮をするのではなく、一気に減らすように考え、手順を検討し、集中してするのがよい。
    ・ネット上の情報は速報性を重んじる余り、重要度が不明で、短時間で処理するのには向いていない。
    ・一日を行き当たりばったりで生きていると多くのことはできないが、4つに区切って考えて行動すれば時間を有効に活用できるようになる。
    ・朝が苦手な人が無理に朝型人間に変わろうとしても効果は上がらない。
    ・厄介な仕事から手をつけてみる。
    ・ビジネスに成功している人たちは、仕事に締め切りを設け、それより早く終了させている。
    ・ニッチ時間利用リストをつくっておくと、時間の無駄が減る。
    ・15分必死で考えてアイデアが浮かばないのは、気分が乗っていない証拠、頭が冴えていない証拠だと考え、スパっと別の作業に切り替える。
    ・満点を目指すべき仕事と70〜80点でいい仕事を分ける。
    ・あとから足せるものはあとから考える。
    ・予備日を設ける。予備日にすることを決めておく。
    ・寝付きを良くするために夕方以降カフェインの摂取を控える。
    ・睡眠時間を長くとるためには、就寝時間を早くすると、生活リズムが崩れず良い。
    ・自分のキャパシティを知る。
    ・「今自分がほんとうにしたいことはなにか」「これから自分はどう生きればいいのか」を孤独の時間で考える。
    ・帰社時間はあえて遅めに書いておく。
    ・時間を有効に使うため、周りに任せられるものはどんどん任せる。20代であればまだしも、ある程度のキャリアを積んで自分の特性が見えているのであれば、「得意分野に集中し、苦手分野は任せる」でよい。
    ・仕事を任せたのなら、相手の労に報いる、手柄は手伝ってくれた周囲の人間のおかげと感謝する。
    ・「人間は自ら動こうとし成長しようとするものだ」と言う視点に立つ。
    ・いきなり自分のオリジナルなんて簡単に作れない。最初はまねることから始める。
    ・週末は金曜午後から月曜朝まで60時間ある。
    ・スキル・資格・教養を得たいと思ったら、そのために必要な時間を天引きする。
    ・目標を決めたら毎日10分ずつでもやる。
    ・複数の世界(スキル)を持ちたいならリンクさせ、相乗効果や使い回しを考慮することが大事

  • 私は、「ない時間」をひねり出すには、どうしても、出社したあと昼を迎えるまでの間に、どれだけ多くのことを片付けられるかが勝負になると考えています。

    これだ!

  • 20131030

  • 仕事ができる人のテクニックが知れる
    ●頭を使う仕事と作業をジグザグにする
    ●満点でなく70点を狙う
    ●15分以上考えない

  • 目次だけ読んでもいいような・・。その分、目次がよくまとまっているともいえるけど。「熟考は止めて即決に」とか「帰社時間はあえて遅めに書く」などが印象に残った。

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    あちこちに気になることが書いてある。一度整理したい。
    「自分でやったほうが速い」は時間をロスする原因

    日頃からテキパキ行動する習慣を付ける=だらだらしているように見えるとつけ込まれやすい

    行き詰まったとき、15分以上考えるのはムダ。リセットして次の仕事。

    調子が出ないときは調子が出なくてもできることをする

    土日+金曜日の6時間(定時)+月曜日の朝2時間 で自分時間が 56時間。

    ワンクール30分のジクザグ仕事(頭を使う仕事、使わない仕事)で集中力

    今決めちゃいましょうよ。即決で判断ミスの可能性もあるが熟考してもミスはある。「迷ってる時間がもったいない」

  • 番組作りや取材を通じて知り合った政治家や文化人、それに起業家といった著名人の仕事ぶりをじっくり観察

    することにより、時間の捻出方法を発見。

    日々の生活に取り入れたところ、複数の仕事をこなせるようになったり、講演会等では「時間をひねり出すプロ」と紹介されるまでになったそうです。

    果たしてその「ない時間」のひねり出し方とは(汗)?


    【目次】

    第1章 「人よりひと足早く」が時間を生む

    第2章 集中すれば一日の時間が濃くなる

    第3章 行き詰まったときの対処法

    第4章 時間を奪われないための頭のいい対処法

    第5章 他人の力で時間を節約する方法

    第6章 夢を持てば「ない時間」をひねり出せる


    ■情報収集

    ●新聞

    ⇒5分程度でざっと見渡す

    ⇒ほとんどの新聞は、偶数ページより奇数ページ(左側にあるページ)に大切な記事や社説を記載しているので、奇数ページを眺めれば、必要な情報はだいたい頭に入る


    ●テレビ・ラジオ

    ⇒NHK→民放の順で

    ⇒NHKは端的に「何があったのか」「今日、何があるのか」が分かる


    ■アポイントの入れ方

    ●「○時54分」

    ⇒「○時丁度」に取引先にアポイントを入れていても、「○時54分」に会いに行くことにより、お互いの「待ち時間」を削減

    ⇒会議を開く場合でも、「○時丁度」に始めたい場合には、開始時間は「○時54分」とアナウンスしておけば、まず間違いなく時間どおりに始める事ができる


    ●時間をコマ切れに使わない!

    ⇒アポイントを入れる場合、午前、午後いずれの場合でも、できるだけまとまった時間がとれるようにする

    ⇒例えば、午前中に1時間の打ち合わせを入れる場合、10時からにしてしまうと、自由な時間は「9時~10時」と「11時~12時」に分断されてしまうので、まとまった時間がとれるように9時からか11時からにする


    ■ワンクール30分のジグザグ仕事

    ⇒集中力を保つため、ワンクール30分単位で仕事を処理する

    ⇒可能な限り「頭を使う仕事」と「頭を使わない仕事」を交互に組み合わせることによって、気分転換にもなり飽きないで効率よく仕事ができる


    ■仕事のリストを持っておく

    ●ニッチ時間用

    ⇒3分、5分、10分といったニッチ時間を有効活用するために、それぞれの時間に応じてやるべき仕事のリストを作っておく


    ●調子が出ないとき用

    ⇒「調子が出ないとき」でも時間を無駄にしないように、クリエイティブでない仕事をする

    例:「伝票を整理する」「電話でアポイントをとっておく」「歓送迎会などの場所決めをする」等

    ⇒ただし、気持ちが乗らない時は、ついダラダラ不要なサイトまで見てしまうので、インターネットは使わないこと!


    ■セレモニーを設ける

    ⇒気持ちを切り替えるために、一つ仕事が片付いたら、太ももでもお尻でも構わないので、手でパンと叩くだけで、ギアチェンジができた気分になる

    ⇒体の一部をパンと叩くだけで、少しだれかかっていた体がシャキっとし、「さぁ、次だ」という気持ちになる


    ■時間を奪われないための対処法

    ●相手の都合にあわせない

    ⇒面会等を申し込まれた場合には、第一希望、第二希望の時間と場所を、先に伝えてしまう


    ●長電話の人には

    ⇒仕事の内容や段取りなどをメールかファックスであらかじめ送っておき、その上で電話する


    ●帰社時間は遅めに書いておく

    ⇒予定時間ピッタリに書いておいて、その通りに戻れなかった場合、フォローに追われてしまい、お詫びも含めて倍以上の時間を割くこともある


    ■周囲への仕事の依頼の仕方

    ⇒次の3つのポイントについてきちんと伝えること

    ・「いつまでにやればいいか」という期日

    ・「どこまでやればいいか」という範囲

    ・「どういう段取りになっているか」という手順


    ■土日を60時間にする

    ⇒「土日」を会社に拘束されない時間と考えると、金曜に会社を出た段階から、月曜に出社する前までの時間

    ⇒「月~木」で1週間分の仕事を前倒しして、金曜日の午後に時間を作り、月曜に早朝出勤すれば、60時間は可能

    ⇒同様に、平日でも仕事が早く片付けば、翌日の朝までにまとまった時間になる

    他にも気になったポイントとしては、こんなところが・・・。

    「「熟考」はやめて「即決」」に

    「考えてから動くのでは遅い、動き出してから考える」

    「厄介な仕事から手をつけてみる」

    「年配の実力者と若手の頭脳を頼ろう」

    「やらないよりマシという発想が大切」


    ◆変に「奇をてらってない」素直な一冊。

    比較的アナログチックな時間管理がお好きな方には、一読をオススメします。

    また、ツール系がお好きな方でも、ツール以外の「基礎体力部分」を強化するのに良いのではないでしょうか(笑)。

  • 金曜日は基本的に仕事を終わらせるは、いい方法だと思った。インプットの時間を作る必要性がわかった

  • 19/2/13
    この仕事を通常の半分の時間で終わらせることが出来ないか、と考えてみる習慣をつけることです。

    一勝を挙げたら、その勢いを次へつなげる

    考えてから動くのでは遅い、動き出してから考える

    時間割>あまり細分化しない。まず先に「勉強の時間」を確保する。予備日を設定する

    調子が出ないときにする仕事リストをつくる

    週4日で仕事をこなし、1日は予備日。>予備日にはどんなことをするかを決める

    ミスは直ぐに謝る

    頼みごとは具体的にお願いする>三つの選択しを用意しておく

    ついでにやってもらえることはないか考える

    会社で過ごす時間は人生のわずか1割

    土日は60時間>金曜の夜から月曜の早朝

    目標を決めたら毎日10分ずつでもやる>やらないよりマシという発想が大切

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著者プロフィール

政治・教育ジャーナリスト、大妻女子大学非常勤講師。1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、ニュースキャスター、江戸川大学講師、報道ワイド番組チーフプロデューサーを歴任。
現在は、文化放送報道デスク、京都大学現代政治研究会研究員、学びの未来研究所研究員。「父親力」の提唱者として知られ、執筆や講演も多い。
著書は、ベストセラー『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)をはじめ、『子どもの才能を伸ばすママとパパの習慣』(講談社)、『中学受験――合格するパパの技術』(朝日新書)、『「これからの学力」は親にしか伸ばせない』(青春出版社)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『安倍政権の罠 単純化される政治とメディア』(平凡社新書)、『すごい!家計の自衛策』(小学館)ほか多数。
公式ホームページ http://k-shimizu.org/

「2021年 『子育て2.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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