子どもの力は学び合ってこそ育つ―金森学級38年の教え (角川oneテーマ21)

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著者 : 金森俊朗
  • 角川書店 (2007年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047101166

子どもの力は学び合ってこそ育つ―金森学級38年の教え (角川oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

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  • 小学生くらいでもう一度読みたい

  • 教育とは本当に多岐に渡る分析や見方があるなあと実感した。興味を抱く点は、この著者がいかなる経験を積み重ねて自らの黄金律に至ったかということ。正誤は無かろうが、持論と異なるその背景にはどんな事象が存在したのか。
    ちょっと徒然なるままに書いた印象が強い。子どもの興味をテコに、という言葉は素晴らしいと思った。草舟のごとく、子どもの興味という水流を一定の方向に乗りこなせる技量が必要なんだな。
    それ以外の言及に関してはちょっとクエスチョンマーク。現場偏重な気がしなくもない。教員の指導力低下、子どもの学力低下は間違いなく起きている現実である。仮に教育委員会や文科省が迷走していたとしても、それは陰謀でも小細工でもサブリミナルでもない。原因はあろうが、確実に起きているんだと思う。誤魔化すな。

  • 金森先生の考え方が素敵
    教育の根本を考えられる一冊

  •  金森さんは2007年まで石川県金沢市の小学校で勤めていました。だから,本書は退職後即書き下ろされた本というわけです。
     「いのちの教育」「デス教育」「ハッピークラス」として日本的に有名になった実践の下になる考え方が随所に語られています。
     教師論,指導論,子ども観,保護者観,そして教育観と社会を見る目など,「これだけ確かな目で見,考えて実践していたんだなあ」と感心しました。そして,わたしもマネできるところはさっそく明日からやってみよう!と思いました。
     引用にも書きましたが,「基礎・基本は現実の文脈の中にこそある」のですから,教師としての指導法の基礎・基本も金森実践の中にこそあるのでしょう。私たち読者がそれを学び取ったとき,その基礎・基本を生かして自分の実践を作り上げていけるのだと思います。

  • 1章は読み飛ばしたが、それでも十分に内容は理解できる。
    大人はキャッチャーに徹し、子どもに考えさせて、子どもたちが学習を作っていく。教師は子どもとともに学ぶ存在なんだと思った。

    大人が判断をして、子どもに与えることは簡単だ。しかし、子どもが判断をしないと、子どもが将来大人になって、判断を求められたときに対処できない。

    大人は、子どもの判断の機会を奪ってはいけないのだ。

    学びあいのなかで、子どもが子どもに伝え、深め合っていく。
    コミュニケーション能力が希薄だと言われる現代の教育にこそ取り入れるべき手法なのではないか、と感じた。

  • とっても金森先生らしい。人と人だけではなく、世界のすべてがつながりの中で生きているという教育観と、それを口先ではなく形にした具現力は見事。
    どうしたら、子ども達の胸のうちを受けとめる「キャッチャー」になれるのだろうか。保護者からクレームを受けたことがない(ゼロではないだろうが...晩年、名物教師になってからはゼロもありえる)あたり、金森先生だからできるんだという、よくある諦めを引き出してしまいそう。

  • 今までの金森先生の本よりも、普段の金森先生の教育がみえる本かも。
    学級のみんなで、一人一人を大切に認め合い、その中で学習していくスタンスは変わらず。
    これは究極の理想なんだけど、いざ担任になるとなかなか実現できない。
    でも、この本含め、金森先生の本を読んでいると、担任として何をすればいいのか、何が大切なのか少し分かってくる気がします。

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