語学はやり直せる! (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 265
感想 : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047101265

作品紹介・あらすじ

TOEICの点数にこだわらない。最適なメソッドは一人ずつ違う。楽しむための上手な時間のかけ方。勉強に使えるさまざまなグッズ。魅力的な語学教師の姿とは。多すぎる「語学の迷信」から解放。楽しく語学に再チャレンジ。

感想・レビュー・書評

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  • 語学学習のモチベーションを高めようと思う時に最適。

  • 黒田さんの本はたいてい躊躇することなく買って読んできた。外国語を愛する姿勢はいつもさわやかだ。ただ、この本はちょっとひっかかるところがいくつもあった。
     黒田さんは講演でよくよばれるらしく、そこで出た外国語学習についての質問の一つの解答が本書なのだろう。前半はたしかにそうだが、後半はプロ、教師のための章になっている。これで学習者は満足するだろうか。本書で黒田さんが主張していることはたいてい頷ける。語学は時間がかかるとか、暗唱に持続と復習が大事だとか。語学の常識に対する異議というのもわかる。その外国語を話す恋人をつくればいいのかとか、現地に行けばいいのかとか、コンピューターをつかわなくてはいけないのかとか、直説法だけではまどろっこしいとか、検定試験はその人の実力を示すのかとか。でも、最後のは使い方だ。これはぼくも書いたことがあるが、検定はうまく使えばいい目標になる。もっとも、最終的な目標はやっぱりコミュニケーションの楽しさにおきたいとは書いたが。
     教師向けのところで言う、楽しく教えるというのは同じ気持ちだ。でも、「だじゃれは自己顕示欲の実現」はちょっと言い過ぎ。もちろん、教師だけもりあがって学生はしら〜ってこともあるけど、たまにはいいんじゃないでしょうか。文法用語を乱発しないというのもわかる。でも、使わないでやることも「まどろっこしくてしかたがない」(p136)というのは矛盾してませんか。発音がよくなくてはいけないというのもわかる。でも、本当にネイティブのようにできているかはあやしい。発音は一生かかってもそこまでいかないと言うべきではないかな。それは外国語そのものについても言えるんだけど。
     黒田さんがスペルということばを使ったら(ぼくも使う)、だれかが、それはスペリングというべきだ。こんなことも知らないのでは「語学教師として致命的なミス」という投書がきたという。ぼくや黒田さんが使っているのは日本語だ。ネイティブだって、正確にはネイティブスピーカーというべきだけど、そんな長い単語を使ってはいられない。だから、短くなる。こんな一言で「語学教師失格」というのは全く揚げ足取り。「お前こそ人間として失格」と言ってやりたい。無視すればいいんだけど、こんな人がけっこう世の中には多いからいやだ。

  • 英語習い始めの時に出会いたかった。
    学生の時に読んでいたら、勉強が辛くならなかったかも!?
    先生の仰るとおり、楽しみながらやり直したいと思います!

  • 語学のプロが、巷に溢れている語学(英語)学習の問題点を明らかにし、語学学習の本来の楽しさを伝えようというクール(笑)な一冊。

    中身を見ずにタイトルだけで購入したのだが、想像していた内容とは全く違い、良い意味で予想を裏切られた。

    まず、著者自身が語学学習を心底楽しんでいることを紹介した上で、世の中の語学学習の問題点を指摘し、焦らず地道に、でも楽しく語学学習することを薦め、その方法を紹介している。
    また、語学のプロとして、語学教師への厳しい注文もあり、語学学習を挫折した経験を持つ読者が再びトライする道標を示している。

  • この人の本は読みやすいので、いくつか読みました。
     DVDを英語音声、英語字幕で見よう、プロは黙々と勉強を続けている等が書かれていました。

  • 英語に限らず語学について考えた本。著者はロシア語教師をしていた経験もある。

  • この方の本を読むたびに、大学行く前に出会いたかったー!
    もちろんこれからだって語学をいろいろ学びたいけれども、早くにこの方を知りたかった。
    私はあまり長続きもしなければコツコツやるのも苦手ですが、頑張ろうと思います。
    いろいろな言語に出会って、いろいろな世界を知って、実際に見に行こう。

  • やり直すか。

  • 飛行機の中のひまつぶし用。ぱらぱらとめくったら「理想の語学教師」のところにC先生が出ていたので即購入。「読者の中には、これだけでピンとくる方も多いだろう」って、はい、ピンときました。
    C先生は私にとっても忘れられない先生だ。いくつかの講習会に参加させてもらったのだが、ある表現について、C先生らしくさまざまな言語で例を挙げたあと、中国語の「是~的」に言及されたことがあった。なんだか感動してぼーっとしてしまったことを覚えている。

  • 「語学はクールだ」という、著者が語学に向き合う姿勢をストレートに語り、読者を外国語学習へと誘っています。

    語学の勉強法についての本は数多く出版されていますが、どんなに効率のよい勉強法があったとしても、やっぱり外国語をものにするには時間と根気がいるという事実は否めません。そこへ本書が、読者の外国語に対する憧れを呼び覚まし、モチベーションの向上を注入してくれます。

    外国語学習に取り組むためのサプリメントのようにも思えるエッセイでした。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。東京大学大学院修了。スラヴ語学専攻。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授。

「2023年 『外国語の遊園地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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