あぁ、阪神タイガース 負ける理由、勝つ理由 (角川oneテーマ21)
- 角川書店 (2008年2月8日発売)
本棚登録 : 364人
感想 : 42件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784047101326
作品紹介・あらすじ
知将・野村楽天監督が他球団で低迷する阪神タイガースを徹底分析し再生論をアドバイス!前作ベストセラー『巨人軍論』に続く第2弾登場。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
プロ野球の舞台でのマネジメントの重要性を深く掘り下げる本書は、弱小から常勝軍団へと導いた名将が、阪神タイガースでの監督時代を振り返りながら、批判と本音を交えた貴重な洞察を提供しています。著者は、当時の...
感想・レビュー・書評
-
2008年の楽天の監督時代に、99年から3年間務めた阪神タイガースでの監督時代を振り返り、嘆くノムさん節炸裂の本。当時の先週やOB、フロントの実名も隠すことなく出してボヤキ、批判を展開している。
批判も恐れず本音と理論・理想を綴っているのはさすがというところか。後任の星野仙一氏がその後阪神をリーグ優勝に導いた時に「野村が蒔いた種を星野が花を咲かせた」という世間の評価に対しても「お世辞半分」で聞いたり、それぞれの欠点だけでなく長所も見てその後の可能性にも言及したりと、ただの批判本にはなっていない。
ボヤキに満ちながら、良くも悪くもプロ野球球団を舞台にしたマネジメントの重要性とトップが気概、ビジョンを持つことを説いた本でもある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノムさん。
-
弱小ヤクルトを常勝軍団まで押し上げた名将と呼ばれても良い野村監督が、同リーグの弱小軍団、阪神タイガースを率いた時代に感じた何故ファンが多く、資金力もあるはずなのに最下位に沈むかを書かれた内容。途中で聞いたところなど、憶測めいた部分もあり、また、選手が聞かないと言うが、人が違えば、球団も違うわけでそれ相応の対応を変える必要もあるわけだけども、その辺ではヤクルトでトップを取った傲りもあったんじゃないかなと思う。色々球団側も問題あったかもしれないけど、連れてきたコーチ陣などを含めて、チームを掌握できなかった問題もあるような気もする。
-
阪神球団のことを痛烈に批判しているノムさんの購読2作目。阪神の体質は巨人と優勝争いをして、最終的に2位になることを目標とするというものであった。優勝してしまうと年俸を挙げねばならないとのこと。阪神球団の集客率は関西では異常というべき人気だそうだ。江夏が優勝のかかった試合のエピソードで上記のことを球団から言われたんではないか…という黒いうわさもあった。
そのため江夏はオーナーがもっと球場に足を運んでくれないととこぼしたらしいが、この文書をみてつくづくソフトバンクの孫社長のことを思い出した。優勝した時に選手と一緒に喜んでいて、それが選手にとっても普通のことという感じであった。やはり常勝チームは違うと思った。
この本は上記のように阪神批判であったので、学ぶべきことは少なかった。読み物としては面白かったが、期待が大きかっただけに☆2つ。 -
なんで阪神の監督として失敗したのか、
それが実によくわかりました。
逆に、星野は良くチームを変えたな、
と正直そう思えてしまいました。
となると、楽天での立場の逆転はどういうことなのか。
実に興味深いですね。実に。 -
野村克也氏のタイガース分析書見たいな一冊かな。
-
著者は野村克也氏。
大の阪神ファンとして・・・
阪神ファンの方は一読を。 -
2008年2月
野村監督の本は6冊目。
今回は阪神タイガースについて。
「中心なき組織は機能しない」
阪神には昔からありとあらゆる中心が役不足であるにも関わらず、マスコミやファンにちやほやされてきた。メディア、ファンによる責任が大きい。子供を甘やかす親と同じですね。
人気もあるから勝つ必要も無かったんです。あるスカウトが漏らした話だと「優勝争いして2位になるのがベスト。給料あげなくてすむし。」と球団側が言っている。そんなんで強くなるわけないですね。
いい意味でも悪い意味でも阪神タイガースを知り、負ける理由、負ける伝統がわかる一冊です。
これ読む前に野村克也監督の
「巨人軍論」
読んだら理解度が増すかもしれません。 -
-
弱小球団をいかにして立て直しを図ったか。弱小球団には負ける伝統があった!今や阪神が優勝に絡めるチームに成長した背景には、名将野村あり!
-
野村監督の新書は、同じような引用があるが、題名は異なることが多い。この本は、阪神がどうして再生しないか、関西の有名だからこそ、なかなか大成しない。
阪神のようなところでは、野村さんの理論派よりも、鉄拳制裁の星野さんがあうことが自分でも書いている。やっぱり相性なんだよね~。 -
2011.4.16
-
世の阪神タイガースファンに言う。
この本を読みなさい。
そして、最初から阪神ファンをやり直しなさい。 -
阪神がだめだったときの理由がよくわかるなあ。
-
2008年2月初版ですが、阪神ファンは絶対必読!
激辛だが、プロならば当然のことが平易な言葉で書かれています。
あなたがこれを読まなきゃ、阪神は真の常勝球団たりえない! -
[ 内容 ]
敵将が徹底分析した前代未聞の阪神タイガース論。
敗軍の将だからわかった復活のための「野村の考え」。
[ 目次 ]
第1章 阪神が“ダメ虎”だった理由(最大のガンはスポーツ新聞 「悪いのは監督」の大合唱 ほか)
第2章 なぜ、阪神監督で失敗したか(久万オーナーの一言 エースと四番の不在 ほか)
第3章 阪神に伝統はない(感じない伝統 私が選ぶ歴代ベストナイン ほか)
第4章 阪神を星野、岡田は強くしたか(阪神には“理”よりも“熱” 星野の持つ鉄拳と人脈 ほか)
第5章 阪神は変わったか(金本という中心 改革のメスが入った編成部 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
ノムさんはやっぱいい。
-
阪神が80年代後半から2000年代初めまで、なぜ暗黒時代を経験したのか、さらに巨人のV9の時期にはなぜ万年2位のチームだったのか、ということが分かりやすく解説されています。
「阪神タイガースという球団は、歴史的に見ると伝統があるように思うけれども、実際には巨人のほうがはるかに伝統があるように感じ、全く阪神には伝統を感じない」と、野村氏は語っています。
その理由は、本書に詳細に書かれていますので、ここでは書きません。
さらに、野村氏は「巨人軍論」(これも前述の書と同じ出版社)という本も著していますが、本書はそれとも大いにかかわっており、もし読むなら、「巨人軍論」を先に読むことをお勧めします。
まあ、我々阪神ファンの言いたいことのほとんどが書かれていますので、ぜひとも阪神フロントに読んでほしいです。そして、今不調にあえぐ今岡選手にも読んでもらいたいです(今岡選手のことも本書で触れられているので)。
それと同様に、「巨人軍論」は巨人フロントに読んでほしいです。巨人について野村氏は、「優勝するためにはバランスが必要であり、それを考えない補強をするから優勝できない」という趣旨のことを述べています。しかしながら、ある意味で巨人のやり方は正しいとも言っています。
著者プロフィール
野村克也の作品
