本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784047101579
作品紹介・あらすじ
金本は、いかにしてダメ虎を常勝軍団にし、連続フルイニング出場の世界記録を達成したのか。その肉体、精神力、リーダーシップの秘密に迫る。また、阪神移籍の真の理由など、本書でしか読めない本音も満載!
感想・レビュー・書評
-
ライドラ金本は良いぞ
現役時代見たかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
阪神タイガースの不動の四番バッター、金本知憲。
40歳になってもなお4番として活躍し、連続フルイニング記録は世界記録を更新。
そんな鉄人、金本知憲が自身の野球に対する「覚悟」を書いたのが、この本です。
そんな不動の4番の金本選手だが、意外なことに自分をこう分析している。
・自分は強くない人間
・エリートではない
・臆病な人間
今の金本選手からは到底想像できないが、自分自身ではそう感じていたそうだ。
高校卒業後進学できず浪人。
ドラフト4位での入団。
1年目はわずか5試合のみの出場。
という、決して華々しくはないスタートから、いかにあそこまでのスター選手に変貌を遂げたのか。
その理由は野球に対する覚悟と、人一倍真摯に取り組む努力以外のなにものでもない。
この本を読んで聞くと、金本選手の野球に対する凄まじい覚悟を感じました。
入団当初、レギュラーになれなかった悔しさから、
練習に没頭し、他の選手が休むシーズオフでも激しい練習とトレーニングを続けたこと。
その後、レギュラー入りした後でも、怠ることなく、さらに過酷なトレーニングを続けたこと。
そして
自分のことよりも、チームの勝利に対する執念。
自分を支えてくれる周りの人への感謝。
あのような偉業を成し遂げている、金本選手の裏には、
とてつもない覚悟と努力の結果なのだなと分かりました。
本当の意味での「プロ」野球選手、というのを感じずにはいられませんでした。 -
野球ファンでは無いので感想はまあまあ。
“努力が習慣化すれば努力ではなくなり当たり前となる”
は良い言葉。 -
一流に触れることは、多くの場合、自分に何かしらの気づきを与えてくれる。今回の金本さんもその一人だった。彼は「プロ」としての「覚悟」を持っている。それはたとえお金にならないことでも全力でプレーすることであり、そのためであればケガも何も問題ない。ケガもケガと言わなければケガではないのだ。ケガをして欠場し、全力でプレーできなくなるよりもケガを抱えても全力でプレーすることに命を懸けている。これは単なる根性論ではなく、金本さんの「覚悟」の表れなのだと思う。自分は何に対して「覚悟」をもって挑んでいるだろうか。そのために何を捨て、犠牲にしてきたのだろうか。まだまだ覚悟が足りないのではないだろうか。
「覚悟」をもって生きることを大切にしたい。 -
【40】
アニキ金本の野球に取り組む覚悟、姿勢について。意外とスター選手とは思えないネガティブなモチベーションでストイックなトレーニングに取り組んでいることに驚く。とはいえやはりそれを継続できることがこの人のすごさ。「ケガと言わなければケガじゃない」とか「無理だと思ってもやってみればできる」とか口でいうのは簡単だが、気持ちの強さがなければ到底無理な話だ。
本作が出たのは阪神が絶好調だった2008年(結果的には失速、巨人にひっくり返された)。連続フルイニング出場が途切れた今年、金本がどんな姿を見せてくれるか楽しみではある。
以下、メモ
・よいと思うことは何でも試してみる
・感謝の心を持つ
・他人の下した評価が正しい、と心得る
・結果を出せば、他人も認めてくれる
・準備=覚悟があれば絶対に心はブレない
2011.3.19読了 -
阪神ファンなら読んでおいたほうがいい。「書き物」としては良いかどうかはおいといて、すごい「人」だから、読むとやる気に満ち溢れると思う。
-
買うか買うまいか悩んだが買ってしまった。
カープファンとしてこの本を要約すると、
「阪神が強くなったのは、
まじめで厳しい全力プレーを本分とするカープ野球を
金本が浸透させたおかげである」
以上。 -
鉄人が、鉄人である所以がわかる本。
すべき事を考え、確実にこなしていく、アニキのプロ意識の凄さ。
覚悟を決めるとは何なのか、なぜ重要なのかがわかります。
何かを始めても、なかなか続かない人におすすめです。 -
阪神の金本アニキの著書。
タイトルに惹かれて読んでみた。
いかんせん自分には覚悟がないので。。。。
金本選手と言えば、やはり鉄人。フルイニング出場記録が頭にある。
それも、何があっても休まないという覚悟の結果だということがわかる。
中でも心に響いたのは、以下のフレーズ。
これらは、仕事にも生きていくうえでも必要だと思った。
準備=覚悟があれば絶対に心はブレないということ。
何かを成し遂げようと考えるとき、大切なのは「どうにもならない状況に陥ったとき、どうするか」「何ができるか」
「最低5年は1軍で活躍しないとプロとして認められない」
「1.2年いい成績をあげたからといって、プロの世界で認められたと思ったら大間違い」 -
金本選手のプロ意識はすばらしい。
金本選手の姿勢を見て、自分も・・・と
思うプロ選手もいる事を考えると、プロ中のプロと
言っても過言ではないと思う。
そんな金本選手が書いた本。
良い話が沢山あったが、子供を持つ親として
「人からやられてても、やるときは本気でやる」
と言うのは、大いに参考になると共に反省もした。 -
-
金本選手の考え方を通じてプロフェッショナルとはどうあるべきか最認識する事が出来る。プロ野球に限らずお金をかせぐということの意味は共通だと感じました。
-
阪神ファンというわけではないのですが、たまたま読みました。アニキのプロ意識に圧倒されました。自分の仕事姿勢を振り返る気付きにもなり、とてもよかったです。
-
金本選手がここまでの選手になった経緯、努力が書かれています。
またカープからタイガースに移籍した話も書かれていて、興味深かったです。
前者の努力に関する話は、プロ野球選手に限らずの内容です。
今の自分の仕事に通じることもあるので、自分に置き換えて読んでいました。
後者は、俺としてはカープに残って欲しかった。
今のカープに金本、新井がいたら3位をずっと確保できるんだろうなと思いました。
あの市民球場で緒方、前田もいたらカープファンになっていたかもしれない(笑)
まぁカープは好きなのですが
総括として、金本選手が普段どんなことを考えて日々の試合に臨んでいるのが見えました。
面白いので一気に読み終えました! -
兄貴、金本が「鉄人」であり続ける理由がここにあり。決して妥協をゆるさない精神は他の選手に引けをとらないのではないかと思います。野球をしている人に限らずスポーツの頂点を目指す人はこの本を読んで彼の「覚悟」を体全体で感じ取ってもらいたいです。
-
骨が折れても、痛い顔をしない。
旧時代的な考えだが、馬鹿にできないと思った。
痛いと言えば、代えられる。そんな姿勢は現代でも必要になる場面はあると感じた。
初めは、強制でも、続けることで人は成長する。
人間は強くないので、強制力は成長にとって、時には必要。
2008年の8月に書かれた内容なので、ちょっと悲しくなりますね -
金本選手の鉄人ぶりを知りたくて購入。
彼は鉄人だった。
以上。
-
広島カープで11年、阪神タイガースで10年活躍し、1492試合の「連続試合全イニング出場」の世界記録を持つアニキ・金本が2008年に出した手記。今でこそ「鉄人」と呼ばれる金本氏だが、プロに入って2年間は全く芽が出ずクビを覚悟していたほど。自分自身を「いい加減で怠け者で、ビビリ」な人間と分析し、「やれば出来る」と自らを叱咤し続け、ゲームで失敗する不安を消し去るためにひたすら練習を重ねる。それがたまたま結果につながったと回想するように、「天才型」とは真逆の「努力型」で、雑草から這い上がってきたという意外な事実に驚かされる。広島から阪神に移籍したばかりの2003年、就任1年目の星野監督の元で力強くチームを引っ張ってリーグ優勝に導いた男が、仕事や人生に対する「覚悟」を語る。
-
プロに入り周りのレベルの高さにめげることなく練習することを習慣化できた金本選手だからこそ、世界記録を達成できたのだと思う。怪我をしても試合にで続けるメンタルの強さは本当にすごい!
-
覚悟を決めれば自分の限界超えれるかもしれない。
覚悟を決めればぶれない。
サラリーマンの私にも自己啓発として為になる本。
金本知憲の作品
本棚登録 :
感想 :
