覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047101579

作品紹介・あらすじ

連続フル出場の世界記録を更新し続ける鉄人の「リーダーシップ」「精神力」「強靱な肉体」。

感想・レビュー・書評

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  • 阪神タイガースの不動の四番バッター、金本知憲。
    40歳になってもなお4番として活躍し、連続フルイニング記録は世界記録を更新。
    そんな鉄人、金本知憲が自身の野球に対する「覚悟」を書いたのが、この本です。

    そんな不動の4番の金本選手だが、意外なことに自分をこう分析している。

    ・自分は強くない人間
    ・エリートではない
    ・臆病な人間

    今の金本選手からは到底想像できないが、自分自身ではそう感じていたそうだ。

    高校卒業後進学できず浪人。
    ドラフト4位での入団。
    1年目はわずか5試合のみの出場。

    という、決して華々しくはないスタートから、いかにあそこまでのスター選手に変貌を遂げたのか。
    その理由は野球に対する覚悟と、人一倍真摯に取り組む努力以外のなにものでもない。

    この本を読んで聞くと、金本選手の野球に対する凄まじい覚悟を感じました。
    入団当初、レギュラーになれなかった悔しさから、
    練習に没頭し、他の選手が休むシーズオフでも激しい練習とトレーニングを続けたこと。
    その後、レギュラー入りした後でも、怠ることなく、さらに過酷なトレーニングを続けたこと。

    そして
    自分のことよりも、チームの勝利に対する執念。
    自分を支えてくれる周りの人への感謝。

    あのような偉業を成し遂げている、金本選手の裏には、
    とてつもない覚悟と努力の結果なのだなと分かりました。

    本当の意味での「プロ」野球選手、というのを感じずにはいられませんでした。

  • 一流に触れることは、多くの場合、自分に何かしらの気づきを与えてくれる。今回の金本さんもその一人だった。彼は「プロ」としての「覚悟」を持っている。それはたとえお金にならないことでも全力でプレーすることであり、そのためであればケガも何も問題ない。ケガもケガと言わなければケガではないのだ。ケガをして欠場し、全力でプレーできなくなるよりもケガを抱えても全力でプレーすることに命を懸けている。これは単なる根性論ではなく、金本さんの「覚悟」の表れなのだと思う。自分は何に対して「覚悟」をもって挑んでいるだろうか。そのために何を捨て、犠牲にしてきたのだろうか。まだまだ覚悟が足りないのではないだろうか。
    「覚悟」をもって生きることを大切にしたい。

  • 前人未到の大記録を達成した背景には、人並ならぬ努力と、それを可能にした覚悟があったことを教えてくれる本。

    金本もそうだし、巨人の小笠原もそうだが、努力によって大成した野球選手の存在は、天賦の才能を後天的な努力が凌駕できることを証明してくれた。

  • 【40】
    アニキ金本の野球に取り組む覚悟、姿勢について。意外とスター選手とは思えないネガティブなモチベーションでストイックなトレーニングに取り組んでいることに驚く。とはいえやはりそれを継続できることがこの人のすごさ。「ケガと言わなければケガじゃない」とか「無理だと思ってもやってみればできる」とか口でいうのは簡単だが、気持ちの強さがなければ到底無理な話だ。
    本作が出たのは阪神が絶好調だった2008年(結果的には失速、巨人にひっくり返された)。連続フルイニング出場が途切れた今年、金本がどんな姿を見せてくれるか楽しみではある。

    以下、メモ
    ・よいと思うことは何でも試してみる
    ・感謝の心を持つ
    ・他人の下した評価が正しい、と心得る
    ・結果を出せば、他人も認めてくれる
    ・準備=覚悟があれば絶対に心はブレない

    2011.3.19読了

  • 阪神タイガース不動の4番、アニキ金本選手の書き下ろしです。鉄人と呼ばれ、連続フルイニング出場世界記録を継続する金本選手の強さの秘密について書かれています。


    阪神タイガースのファンとして長年応援し続けるなかで、2003年の星野監督就任と金本選手のFA移籍というのは常勝軍団に生まれ変わるもっとも大きな要因になったと考えています。それまでは万年最下位として、ダメ虎のイメージが定着していたチームに変革をもたらした金本選手の姿勢というのは、日本一有名な組織改革の事例の内部情報として非常に参考になります。


    内容としては、タイトルどおり主にメンタル面での“覚悟”の重要性について、繰り返し事例とともに書かれています。

    10点差で負けている9回の攻撃でも、自分を観にきてくれているファンや明日の試合への流れを作るために常に全力でプレーするプロフェッショナルとしての“覚悟”があります。

    甲子園にも出場せず、浪人して大学に入ったドラフト4位の自分はいつ戦力外になってもおかしくない、それならば怪我なんかに負けずに試合に出て結果を出し続けるしかないという“覚悟”があります。

    選手生命を長くするために、30代での活躍を念頭に置いて若い頃から身体づくりを行なってきて、そのトレーニングの仕方が他の若手選手の新しい常識になりつつあるという“覚悟”があります。


    金本知憲という選手が加入したことによって、阪神タイガースは変貌しました。それまで読売と並ぶ人気球団として胡坐をかき、自分が決めるといったスタンドプレーが目立っていた選手たちが繋ぎの野球を実践するようになり、JFKという球界最高のリリーフ陣で“分業”するというシステムも確立しました。

    1人の力でここまで組織が変わる、そんな変化の原因と結果が当事者の声から分かる好著です。

  • 阪神ファンなら読んでおいたほうがいい。「書き物」としては良いかどうかはおいといて、すごい「人」だから、読むとやる気に満ち溢れると思う。

  • 買うか買うまいか悩んだが買ってしまった。
    カープファンとしてこの本を要約すると、
    「阪神が強くなったのは、
     まじめで厳しい全力プレーを本分とするカープ野球を
     金本が浸透させたおかげである」
    以上。

  • 鉄人が、鉄人である所以がわかる本。
    すべき事を考え、確実にこなしていく、アニキのプロ意識の凄さ。
    覚悟を決めるとは何なのか、なぜ重要なのかがわかります。
    何かを始めても、なかなか続かない人におすすめです。

  • 阪神の金本アニキの著書。
    タイトルに惹かれて読んでみた。
    いかんせん自分には覚悟がないので。。。。
    金本選手と言えば、やはり鉄人。フルイニング出場記録が頭にある。
    それも、何があっても休まないという覚悟の結果だということがわかる。
    中でも心に響いたのは、以下のフレーズ。
    これらは、仕事にも生きていくうえでも必要だと思った。
    準備=覚悟があれば絶対に心はブレないということ。
    何かを成し遂げようと考えるとき、大切なのは「どうにもならない状況に陥ったとき、どうするか」「何ができるか」
    「最低5年は1軍で活躍しないとプロとして認められない」
    「1.2年いい成績をあげたからといって、プロの世界で認められたと思ったら大間違い」

  • 金本選手のプロ意識はすばらしい。
    金本選手の姿勢を見て、自分も・・・と
    思うプロ選手もいる事を考えると、プロ中のプロと
    言っても過言ではないと思う。

    そんな金本選手が書いた本。
    良い話が沢山あったが、子供を持つ親として
    「人からやられてても、やるときは本気でやる」
    と言うのは、大いに参考になると共に反省もした。

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