マーケティング・アンビション思考 (角川oneテーマ21 C 160)

  • 角川グループパブリッシング
3.16
  • (1)
  • (4)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 70
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047101647

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • マーケティングアンビションとは?

    →戦略的に設定した意図のことであり、理念と戦略の間にある柔らかい戦略のこと
    理念に向けて自社が進んでいることを顧客に示すことが、関係性の維持、強化となっていく

  • 嶋口充輝先生著

  • そんなに新しい本ではないのだけど、アメリカ式の要素還元的なマーケティングの功罪について考えさせられる本。とはいえ、じゃあアンビションってどう出会うんだ?ってとこに偶然だと答えちゃってるのがww 本音なのかもしれないのだが、それを言っちゃオシマイよ、ってなことを感じた。

  • 去る2011年3月9日に、嶋口教授と食事をしたことがきっかけで、長いこと積読になっていた本書。ようやく読了することができた。
    マーケティング論や戦略論で有名な方々が書いているだけあって、簡潔ながらも深みのある1冊だ。
    中には哲学的な記述があり、なかなか読み進まない章もあるが、これは自分自身の経験が足りないからだろうと納得する。
    経営戦略やマーケティング戦略を考えるうえで、立ち返りたい本である。

  • 現在必要とされているマーケティング概念をまとめたもの。大学院で勉強したいと思ったきっかけになりました。

  • イノベーション・創造性の入り口となる柔らかい戦略としての「アンビション」、これをマーケティングから読み解く。切り口はいいと思うがテーマを語るに十分な文量がない。事例があっさりしすぎなところや、論証もなく決めつけたような記述があるのも気になる。

  • 深い洞察を得られるような、とんでもないインパクトを受けた一冊です。マーケティングの過去から現在、そして未来へと。深い繋がり、壮大な背景、様々なものを考えさせられ、どこまでも続く思索の迷宮へとふけっていってしまいます。超お勧めです。

  • 2008.12 さらっと読んだ。マーケティングに携わる者として確認はしても悪くはない。ただ、そこまで。

  • 今現在に求められるマーケティングとは・・・。

    これからのマーケティングに必要となることは、夢を与えること。
    今の経営は短期的な利益を求めがちな欧米型の経営に終始する企業が多々ある。
    しかし、これからは、それだけでは企業の発展は難しいと説いている。

    マーケティング・アンビションとは未来構造を大枠的に形作る大志、夢、志、野望といったものが必要となる。
    短期的な利益追求では、大きな夢は描けない。
    現代の経営はこのところにジレンマが生じている。

    未来を見据えて物を作る。そういったことができにくい環境にある中、しかし、マクドナルド、スターバックス、ディズニーをはじめとした
    エクセレントカンパニーは常にこういった企業文化が根づいている。
    そこでこういった企業は他の企業と何が違うかを具体例を出して説明している。

    会社が強くなるには、いかにビジョンをその企業に落としこめるかが重要なようだ。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

竹内 弘高(タケウチ ヒロタカ)
ハーバード大学経営大学院教授
1946年東京都生まれ.69年国際基督教大学卒業.71年カリフォルニア大学バークレー校にてMBA,77年同校にてPh.D.取得.ハーバード大学経営大学院(ハーバード・ビジネス・スクール)助教授,一橋大学商学部教授,同大学大学院国際企業戦略研究科初代研究科長などを経て,現在,ハーバード大学経営大学院教授,一橋大学名誉教授.2019年より国際基督教大学理事長を兼務.グローバル企業との実務経験もあり,ダボス会議をはじめとする国際会議にスピーカーとして数多く出席している.主な著作に,『ベスト・プラクティス革命』(ダイヤモンド社),『企業の自己革新』(共著,中央公論社),The Wise Company(共著,Oxford University Press,邦題『ワイズカンパニー』),Can Japan Compete?(共著,Basic Books,邦題[『日本の競争戦略』),Extreme Toyota(共著,John Wiley & Sons,邦題『トヨタの知識創造経営』)などがある.

「2020年 『知識創造企業(新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内弘高の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×