神の手の提言 ――日本医療に必要な改革 (角川oneテーマ21)

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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047101708

作品紹介・あらすじ

アメリカで「最後の希望」と呼ばれる脳外科医。過去に2万人を救い、現在も世界中で年間に600件の超難関手術を行う。「すべては患者さんのために」日夜闘い続ける医師が、全身全霊で訴える、日本医療への提言とは。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い内容だった。

  • 著者は脳外科の世界的エキスパートである医学博士福島孝徳氏。日本医療の惨状に具体的かつ積極的な提言を放つ。医師偏在による医師不足。臨床経験を軽視した医学教育。我々患者の意識改革。不要な医局講座制度。先進国最低レベルの医療費国家。問題点をつぶさに炙り出し、処方箋は懇切丁寧に示されている。国家の財政改革は轍鮒の急。されど生死に関る分野については慎重にも慎重を期してたうえでの判断が必要。イギリスの二の舞だけはご勘弁願いたい。

  • テレビにもよく出てこられる福島先生の本。主に米国で活躍されている先生なので米国と日本の医療の差については説得力があります。日本の脳外科医のレベルの低さは臨床経験の差と言われる。教授クラスでも米国と違って臨床経験が少なくレベルの低い手術しかまかせられない医師がいると言われます。又混合診療を支持されていますが、「私が申し上げているのは”医療の質”に差をつけるというのではありません。高い水準の医療サービスはきっちり行い、その上でより快適さをも手める患者さんがいたら、きちんと支払いをしていただき”プレミアムサービス”を提供すべきだという事です」と言われます。しかしこれが医療の質に差をつけるということではないでしょうか、プレミアムサービスが医療にある事自体、差の存在ではないでしょうか。持っておられる技術の素晴らしさはよくわかりましたし、見返りを求めずその技術を広く広めようとしておられるのには頭が下がります。

  • 日本の医療の問題点が浮き彫りにされている。今まで患者として考えた事のなかった事柄が続々。ちょうど某ビジネス雑誌に「日本の医療が危ない」という特集が組まれたこの時に読めて良かった。何度かこの医師の話はTVで見かけるが、万が一、脳外科手術が自分や身内に必要になったら、是非とも手術をしてもらいたいと思う医師である。

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  • 尊敬する福島孝徳先生の本です。

  • 脳外科医 福島孝徳氏が
    日本の医療に提言

    技術のない医師の存在
    医局制の問題
    医療制度の問題
    医学生の教育課程

    などなど なるほどと思えるところ
    それはしらなかったっと思えたところ 
    勉強になりました。

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