大人の怪談 (角川oneテーマ21 B 122)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047101968
感想・レビュー・書評
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Podcastでよく聴いている怖い水曜日の木原浩勝と、妙な名前だけは知っている辛酸なめ子の対談本。二人の怪談やオカルトに傾倒していく経緯が語られる。木原さんは怪談を集めつつも根底ではオカルト的なものを否定しているのが面白いし、子供の頃にやたらと死体に「触れて」いたのには驚いた。辛酸て人も子供の頃から妙な体験をしていて興味が湧いてきた。冒頭に出てきた、件のファイル名をパソコンで試してみたいけど怖いのでやめとく。
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辛酸さんと木原さんの対談本。好きな話題(怪談、怪異)で、さらーっと読めました。同じように不思議な体験してると言う人のなかにも、色んな対処、捉え方があるもんだ。辛酸さんの、不思議好きなくせに、実体験についてはすべて気のせいと思いこむことにしてたという話面白かったです。
私自身はどちらかと言えば木原さん派というか、スピリチュアルなるものがぜんぜん好きじゃないので、辛酸さんが全女性スピリチュアル好き的な言い方するのに違和感でしたが、言葉尻とらえすぎかな。ただ辛酸さん自身客観的に楽しんでいそうな感じだったのでそういう面白話読んでみたいかもです -
『新耳袋』木原浩勝と、辛酸なめ子が、怪談――もとい心霊体験について語りまくる対談、及び未発表怪談を収録。恐がりだった木原少年がなぜ怪談を蒐集するに至ったか、幼少時に遭遇した怪異・恐怖、新耳袋にまつわる怪現象と結びつけについて、等「日常で・怪談を見る・聞く」スタンスが通じて提示される。
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私にとってはかなり怖い内容で…((((;゚Д゚)))))))ほとんど読めませんでした。笑
スピリチュアルの話や木原さんの恩師の感動系怪談は興味深かったです。 -
対談です。サクサクと読み進めれました。怖くない本ですw。
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東京には怖い場所は少ないそうだ。浦和、茨城、千葉は怖い場所が多いそうだ。どうしてなんだろうか。東京よりも暗いから?
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辛酸なめ子と怪談収集の木原浩勝のちょっとゆるい怪談についての対談。怪談に対するふたりの考えが会話にあらわらています。怪談って、いろいろなことを理解した流されない大人の楽しみのひとつなのかもしれないと思いました。実は怪談て奥が深い?
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木原さんと辛酸なめ子氏の対談。怖い話も2つ収録
奇怪な出来事はなんでもかんでも霊や霊障に結びつける辛酸氏と、怪談を集めるが否定派にまわる木原氏
対談とありますが、遠まわしにスピリチュアル批判的な内容ですかね。
巻頭で辛酸氏が男と女の霊(見えないもの)に対する考え方は違うと書いてますが、男と女というより木原さんと辛酸さん自身のことかと思いました。
感想としては、木原さんの怪談に対する考え方がわかり良かったです
辛酸さんの考えというかスタンスはいただけないなーとも思いましたね -
怪に魅入られた二人の大人の対談集。
「コックリさん」と言わない辛酸さん。
小学生の頃は言えへんかったなあ。
今も言いませんが。何となく。言う機会が無いか。 -
「新耳袋」を書いている人(?)と辛酸なめ子さんの対談形式本。
怪談に興味を持った理由や、今まであって不思議などの対談。
恐い話かと思っていたので、ちょっとがっかり。
対談集として読むと、結構納得する部分もあったりして面白いとは思うけど。