情報病――なぜ若者は欲望を喪失したのか? (角川oneテーマ21)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102194

作品紹介・あらすじ

なぜ、草食?なぜ物を買わない?消費不況の原因は「情報」だ。もう、笑うしかない現代若者の実態。

感想・レビュー・書評

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  •  図書館より

     大学の課題のため慌てて若者論を読み始めている今日この頃(笑)。

     この本は消費や階層についていくつか本を出版されている三浦展さんと、若者研究が専門の原田曜平さん、そして今どきの若者を加えた対談本となっています。

     現代の若者ということで草男君(仮名)と鉄子さん(仮名)が対談でいろいろ話してくれるのですが、彼らの考え方や思考がすべてを表しているか、と聞かれるとまた微妙なところ…。

     草男君は「リア充」についていろいろ語ってくれるのですが、自称「非リア充」の自分からすると、
    「あなたはあなた自身が軽蔑しているリア充とどこがどう違うんですか?」と嫌味たらしく聞きたくなってしまいます(笑)。(単にやっかみかもしれませんが)

     専門家のお二人も草男君の話を重視しすぎていて、若者の全体像の話ができているのか、と言うと何とも微妙な気がします。

     と言っても全否定をしているわけではなく、情報化と消費の話、今の若者はバブル崩壊後の安い商品を買うことがスタンダードになった社会で成長したため消費が盛り上がらないという話、
    そして何よりも最後に自由すぎるからこそ、”絆”という不自由さを求めるという言葉は納得できました。

  • 副題の「なぜ若者は欲望を喪失したのか?」の答えは
    下記のとおり。

    表面的には欲望を喪失したように見えるが,
    欲望を喪失したワケではない。

    物を消費するのではなく,人間関係の消費に
    時間とお金を費やしているから。

    空気を読まなければいけない人間関係は,
    面倒臭いですなぁ…。

    そういった人間関係の方が安心できる
    って人も多いのかもしれないですけど。

  • 若者研究にまつわるイベントに備えた予習で読んでみました。
    三浦さんと原田さんの立ち位置の違いが面白いですね。
    私は40代ですが、感じ方は原田さんに近いです。若者の考えや行動にシンパシーを感じるところもあり。
    人間関係にかかるコストは、増えていく一方なのか、逆に減ることもあるのか。

  •  最初は、大学生2人を入れての対談形式が、週刊誌の覆面座談会のようで取っ付きにくかったです。しかし、我慢して読めば何とかなります。
     自分は、既に下流なので、「下流社会」はまだ未読だったのですが、いろいろ参考になりそうなので読んでみたいです。

  • タイムリーに読み必要がある。

  • 若者の村化が進んでいる。携帯電話が昔の相互監視社会に戻っていく感じになっている。

  • 自分も「情報病」だと思うが、その病を克服するヒントはここにはなかった。

  • 三浦展氏と原田曜平氏による若者デプスインタビューの議事録w

    それなりに面白かったです。
    自分でも何となく研究していてまとめている部分を、
    定性的に後押ししてくれた感じで。
    やっぱり生声として若者本人が、
    今の現状やそれに対する気持ちをどういう言葉で表現するのか。
    とかく企画者サイドに立つとこちらの論理で
    ワーディングしてしまうことが多いので、
    生声はちゃんとセンサリングしたいですね。

    まあ、たった二人だけのデプスなのでかなり偏ってるのは事実。
    そこは割り切りつつ、でも読みやすかったです。

  • いまどきの若者は、友達とのつながりが一番大事で、その関係維持にお金と時間を費やしているのだと筆者は言う。へー。

  • 2011.6.2

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