お客さまの「特別」になる方法 「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21 B 138)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102620

感想・レビュー・書評

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  • 購買決定において、その選択が経済的に合理的ではなかったとしても、顧客が売り手に対して抱く絆が決め手となって、購買につながる。そのような事例が多数挙げられており、大変参考になった。

  • チェック項目9箇所。人には〇〇から買いたいという強い動機がある。お客様の特別になることの恩恵・・・他社に浮気しない、購入単価が上がる、来店頻度が上がる、薦めたものが断られにくくなる、商談がしやすくなる、無理な値引きを言われなくなる、相見積もりがなくなる、クレームがゼロになる。絆はクレームを無くす。休みが取れるようになる・・・勉強会の出席を後押しされる。環境を大切にしているでは抽象的過ぎるので、植樹をしているなど具体的な活動を挙げる。適度な接触・・・目安は月一回。自己開示する・・・親近感が沸く。売り買いではない新しい何か。

  • プレゼンのための頭整理に読みました。

    従来の「サービス」はお客様主体で売り手が下手の、一方的な関わり合い。

    これから必要なのは「ホスピタリティ」という、お客様と売り手が対等の存在としてお互いが気持ち良くなる、WinWinの関係作りが大切になって行く。

    前者が 満足
    なら
    後者は 絆
    である。

    価格競争でただ安くしたり、ただにしたりするだけでお客様だけ得するところから、お客様が企業のために力になってあげたい、と思う絆作りが今後の経営には必ず必要不可欠になってくるはずである。

    では、その絆作りはどうやっていけばいいのか

    それを知りたい、ヒントがほしい人はこの本を読んでくださいw
    …回しもんじゃないですよw笑

  • 商売においては、「売り込むこと」だけでなく
    「売り込まないこと」も重要だと教えてくれる小阪さん。

    小さなお店にこそ、読んで欲しい本です。

    ですが、これは「ノウハウ本」ではありません。
    「こうする方法もあるよ」という方向性を与えているだけなので
    この本に出てくる事例をマネしても、多分意味はない。

    読み終わった後に、ものすごーく考えて、
    自分で答えを出して、行動していかなければいけない。

    文章自体は読みやすいし、内容も理解しやすいけれども
    そういう「自分で考えて答えを出す必要がある」という意味では
    とても難しい本だと思います。

  •   

著者プロフィール

オラクルひと・しくみ研究所代表

「2022年 『「価格上昇」時代のマーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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