バカの正体 (角川oneテーマ21 A 129)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102682

作品紹介・あらすじ

なぜ日本人は、こんなにもバカになってしまったのか?一億総バカ時代を生き抜く処方箋。

感想・レビュー・書評

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  • 書いてあることはなるほど、と思うこともあったが、暇潰しとして読むにはよいかも。
    テレビの悪影響(面白いときに手を叩くなど)を言われるが、そのテレビ番組をつくっている著者の立場は関係ないようだ。

    たまにはこのような緩い新書があっても良いと思う。

  • いろんなバカに対して、違った視点から捉えてみたもの。何かするなら元をとってやろう、とかちと面白い。親バカはお金をかけるバカじゃなく、時間をかけるバカが良いと思う、とか。本音を知りたがるのはいいけど、知ってどうする?知らなくてもなんら困らんでしょ?とか。
    前世や運勢を知りたがるのも、それで本人が幸せならとやかくいう必要ないよね、とか。
    視野が狭い自分には面白かったので、再読もありかな。

  • 思ったほど斬り込んでなくて、意外と愛のある「バカ」への指摘。

  • 気分転換に読んでみた。中には納得しがたい意見もあったが、文も簡潔で楽しく爽快に読める。バカという表現にも愛情を感じます。201308

  • 普段読まないタイプの切り口の本なので、いい経験になりました。
    共感する部分もありましたが、期待したような内容ではなかったです。

  • 最初鋭く斬りかかってくるように見えるのだけど、体に届く寸前に、止めるのではなく、何か妙に柔らかいものに変化して優しく撫でつける。毒でも薬でもなく読後は何も印象がない。すべてにおいて中庸、中立。結局誰も傷つかないが誰の得にもなってはいない。思えばこの感覚はテレビという文化そのものであったと気付く。うすうすわかってはいたが、「風雲児」や「天才」という称号は「改革に伴う」ものではないのだな。むしろどれだけ保守し、継続し、強固にしていく隷属者にに既存の確立している側から与える称号なのだ。

  • 読んで楽しめました。
    著者は言わずと知れテレビマン。
    バラエティ番組で数々のヒットを飛ばしてきたプロデューサーです。

    その著者が見た今の日本=バカを論じています。
    この本は、ひとつのエンターテイメント番組になっていると思います。
    著者がコメンテーターをしている朝の情報番組のテリー伊藤特集といった感じです。
    このエンターテイメントに乗っかって楽しむか、一歩引いて客観的に見るかで評価が分かれると思いますが、私は前者でいた方がたとえバカでも幸せではないかと思います。

  • テリーさんの考える、バカな人たちと、
    その人に対する主張が、ひたすら書き殴られている。

    - 子どものためにお金を使うのではなく、自分の時間を子どもに捧げることができる親が、本当の親バカではないか。

    - 不安になったら、もっと大きな不安を見つければいい。人間は、夢を探すことも大切だが、不安を探すことも大切。

    - 社員にやる気を出させる秘訣は、いい仕事といい給料。それしかない。

    - おまえ、会社のために尽くすとかそういうの、まったくないだろ? でも、全然それでいいよ。おまえが自分のために数字を上げれば、それが結果的に会社の利益になるんだから、お前は自分の幸せのためにだけ仕事をしてこい

    主に、会社や仕事に関する意見に共感できたってことは、
    俺もそう感じてるからなんだろうね。

  • 意外に普通の内容だった。へーっと思うこともあったけど、もう少し過激かと思って読んだので、少々期待外れ・・・。

  • バカの展覧会の如くですが、テリーさん流の解釈の仕方が書かれています。例えが分かりやすくサラッと読めます。

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著者プロフィール

テリ―伊藤(てりー・いとう)
1949年、東京・築地生まれ。早稲田実業高等部を経て日本大学経済学部を卒業。
現在、慶應義塾大学大学院の政策・メディア研究科に在籍。
「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」「ねるとん紅鯨団」「浅草橋ヤング洋品店」などのテレビ番組の企画・総合演出を担当し、注目を集める。
現在は演出業のほか、プロデューサー、タレントとしてマルチに活躍している。
YouTube公式チャンネル『テリー伊藤のお笑いバックドロップ』も配信中。
『君は長嶋茂雄と死ねるか!』(メディアワークス)『お笑い北朝鮮』(コスモの本)『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』(KADOKAWA)『オレとテレビと片腕少女』(KADOKAWA)など著作多数。

「2020年 『老後論 この期に及んでまだ幸せになりたいか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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