働き盛りがなぜ死を選ぶのか <デフレ自殺>への処方箋 (角川oneテーマ21 A 135)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.86
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102811

作品紹介・あらすじ

新しい経済成長で高度高齢化社会を乗り切れ。精神科医が見た中高年を襲う病理。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  30代~50代の自殺と経済環境の因果的分析が記されている本かと思いきや,ウエートとしては,デフレの解説,金融政策,雇用問題など経済関係の内容が中心。改めて「幸福感」とは何なのかと考えさせられる。
    ■微小妄想
    ■否定的認知
    ■①健康問題 ②経済・生活問題 ③家庭問題 ④勤務問題
    ■自我収縮
    ■家計の経済状況以上に社会雇用状況に左右
    ■自己有用感
    ■労働生産性を上げるためには,①労働者の質 ②企業資本 ③技術資本 ④インフラ
    ■GDP(国民総生産)とGHP(国民総幸福量)
    ■認知とマインド

  • 精神医学の本かと思ったら、デフレの話ばっかりでビックリ。
    日本全体がうつ状態で、自分を過小評価しているとの指摘には同感。みんなで元気だせば、また日は昇ると気づかせてくれました。

  • アルコール中毒が働き盛りの二割!興味をそそる。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

岡田尊司(おかだ・たかし)
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。京都医療少年院勤務などを経て、2013年より岡田クリニック(大阪府枚方市)院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害、愛着障害を専門とし、治療とケアの最前線で現代人の心の問題に向き合う。著書『悲しみの子どもたち』(集英社新書)、『愛着障害』『愛着障害の克服』(いずれも光文社新書)、『愛着アプローチ』(角川選書)、『母という病』(ポプラ新書)、『母親を失うということ』(光文社)など多数。

「2022年 『病める母親とその子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田尊司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×