作品紹介・あらすじ
チームの戦略、ドライバーの戦略、エンジニアの戦略。F1は戦略の連立方程式である。
感想・レビュー・書評
絞り込み
-
F1を浅くしか見ていないので、タイヤという視点は面白かった。
ブリジストンが撤退してしまって、本当に残念。
-
少し古い本ではあるが、中学生ぐらいからF1の魅力に取り憑かれ、地上波での放送を眠い目を擦りながら、夜更かしをして見ていた当時を懐かしく思い出した。
地上波での放送がなくなってから、映像として見る機会はほぼ無くなっている今でも、ネットニュースなどでは気にして見ています。
仮にどハマりしていた高校、大学時代に本書が発売されていたとしても、今の読後のような感想を得られたとは思わないが、それでもF1を追いかけ、雑誌を定期購読するぐらい楽しんでいた当時に出会えたならば、もっともっとF1を楽しめたのだろうと想像できる。
タイヤが車に与える影響、ドライバーがタイヤに与える影響、ラップタイムとの関係...
現在進行形でモータースポーツを楽しんでいる方には、違った角度からモータースポーツを見る楽しみを増やすヒントが盛り沢山です。
説明
内容紹介
F1参戦の総指揮者として戦い、その内幕を知るからこそ語れる「世界最高の勝負における戦略のすべて」。シューマッハや小林可夢偉らが裏舞台で勝利のために欠かさないこととは?
内容(「BOOK」データベースより)
チームの戦略、ドライバーの戦略、エンジニアの戦略。F1は戦略の連立方程式である。
著者について
1952年、東京都生まれ。東京農工大学工学部大学院修了後、株式会社ブリヂストン入社。タイヤエンジニアとなりモータースポーツの世界で活躍。特に1997年から14年間F1に参戦した間の全期間において総指揮を執った。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
浜島/裕英
株式会社ブリヂストンタイヤ開発第2本部フェロー(本部長)。1952年、東京都生まれ。東京農工大学大学院工学研究科修了後、株式会社ブリヂストン入社。エンジニアとなり、基礎研究部門などを経てモータースポーツ用タイヤ開発の世界へ。F2、DTM、インディ500など、モータースポーツの世界で活躍。特にF1に参戦した14年間において総指揮を執った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
著者の本二冊目。2005年に新潮新書から出された本は著者が携わった仕事全般についてだったが、本書はF1にフォーカスされている。
タイヤはなかなか注目されにくい要素であるし、現在F1はワンメイクなので、タイヤでの差は生まれにくくなっている。それでもタイヤは車全体で唯一地面と接している部分であり、見る人が見れば貴重な情報がたくさんつまっている。F1やモータースポーツを観戦するときの新たな視点を授けてくれる本。
-
F1の現場はどんな世界なのか?
そこにおけるタイヤメーカーの立ち位置は?
そういった話から、より細かなF1の楽しみ方としてラップタイムの分析や、タイヤの話など、日本のF1ファンなら誰もが知ってるブリッヂストンの浜島さんが語る。
タイヤの種類の説明で、ドライタイヤはガムテープ、ウェットタイヤは小麦粉だとか、ソフトタイヤとハードタイヤの違いをお好み焼きに例えてたりして面白いですw
ラップタイムのグラフを見て改めてベッテルすげぇと思った。
指示通りにラップタイムを調整できるシューマッハもね。
-
ミハエル・シューマッハと世界で一番仲良しのサラリーマン・浜島裕英がタイヤを切り口にF1を紐解く一書。彼がフェラーリに請われた理由の一端がわかります。
-
非常に読みやすい本であった。
技術的な事柄も一般生活に近いエピソードに置き換えて記述しているので非常に分かりやすかった。前作の著書も共通しているが、この方の書き方には好感が持てる。
-
F1ファンならこの本を読んで損無し。
F1の初心者なら、F1をさらに面白く観るための知識がここにある。
-
F1の裏側という内容が十二分に入っていました.
F1ドライバーでも人それぞれ,しかし,強いドライバーは貪欲.
大事なのはコミュニケーション.
モータースポーツはエンジニアも参加できる唯一のスポーツだと思います.
もっと日本でもF1人気が出てくることを祈りながら・・・
-
浜島さん、ありがとうございます。F1をいっそう楽しめそうです。私も可夢偉に注目と期待をしております。
-
タイや一つでねえ。面白いもんだ。F1、久しぶりに見てみたい気になった。
こういう、現場の人の本は好きやな。
浜島裕英の作品