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- Amazon.co.jp ・マンガ (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047121614
感想・レビュー・書評
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最終巻だけ急に厚いのはどういう理由だったのか(単純に全7巻を、1-2、3-4、5-7、と分けたからか)。
大団円です。いろいろ絡まった人間関係のあれこれも納まるべきところに納まってハッピーエンド。時を超えて物語の最後をこの目で確認できてこちらもひとつの終止符が打ててほっとしました。
全3巻に共通していることですが、以前の収録コミックスの表紙やドラマガでのカラー口絵などのお仕事、各話についての作者コメント、インタビュー記事などがぎゅっと詰まっていて濃密な3冊でした。とにかくストーリーを読み進めたくて読み飛ばしてしまったところもあるのですが…。ファン感涙の贅沢なまさに愛蔵版だったのだろうと思います。
愛蔵版全3巻ともに初版が1998年。いまの時点(2022年)で24年前。実に四半世紀前の漫画で、初出はもっと前になるはず。時代だよなとは思います。
あの頃はよかったとか、いまのほうが洗練されているとか、簡単に比較できるものではないし、歴史のどこかの時点を切り取って是非を論ずるのも無粋でしょう。
ただあの頃面白いなぁと思って読んだ物語を四半世紀越しに私のなかで完結できて、これでまたひとつ心残りが減ったなぁと安心しているところです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見田竜介
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