ソード・ワールド2.0リプレイ アシュラウトの無限工房 (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2013年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047129443
作品紹介・あらすじ
好きなアイテムが“合成”できる夢の街・アシュラウト。駆け出し冒険者のミザリィたちは合成師・ルチアの悲願のため、素材探しに東奔西走! 巻末に「合成ルール」を収録、今すぐ遊べるリプレイ+ミニサプリの一冊!
感想・レビュー・書評
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blog(2015-02-20)から転記
未だかつてTRPGリプレイでこんなに香川・讃岐・うどんという単語が出てきた本があっただろうか? いや、ない(記憶には)。というか、そのへんは内容に関係無いです。
SW2.0をボードゲームライクに遊べるサプリメントのシリーズですね。何故かKindle化されないので書籍で購入しました。
ダイスを振ると細かい展開ができていくので、GMは導入と描写を作るだけでセッションが行えるので割と気楽に遊べる感じです。
ただ、某他社のランダムシナリオジェネレータとは違って終了条件まで決まるわけではなさそうなので、終わるタイミングは読みにくいかも。部活なんかでやってると巻きが入る可能性が。
あと、合成云々はコピーなりまとめなりを作って配布しないと難しそうかなぁ。まぁ、全員本書を買ってしまえばいいんですがw
PCのノリについていけたので楽しく読めました。
あと、ルチアかわいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妖精境と迷宮城のランダムダンジョンを変奏して
上手いこと「アトリエシリーズ」に落とし込んだゲーム設計
あまり拡がりあるものではなさそうだけれど
その遊び方例リプレイとしては無難なでき
キャラクタもやはり魅力あって良いが
よみものとしてはもうひとつ引きが弱く
NPCとかPCの設定に絡めた別筋の味付けが何か欲しかったところ -
「バウムガルトの迷宮城」に続く、サプリ一体型のリプレイ。バウムガルトは不思議なダンジョン系でしたが、今回は結構まんまアトリエです。依頼を受け、材料を探索し、合成する。まんまですね。
システム的にはよくできていると思います。もっと要素を増やしていけば、そのままコンピュータ用のゲームにできそうです。システムの規模に対して、リプレイが2話だけなのは、ちょっと物足りないかな。