多重人格探偵サイコ 第1巻 (角川コミックス・エース)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047131880

感想・レビュー・書評

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  • 身体描写がやばすぎるし、人を人とも思わぬ扱われ方がひどい。この作品を嬉々として読んでいた思春期の頃の自分こそ、サイコだった……。

    巻末に大塚英志の言葉を読んで、こんなん書いてあったっけと首を傾げた。

  • 出会いは中学の頃ですね。確か4巻くらいまで出てたとおもいます。
    当時グロ系にはまってた(やな中学生だなw)僕のコレクションの中で頭いっこ飛びぬけてた作品です。
    絵柄がシンプルでキレイなので、内臓とかモロです。でも陰影表現でそこまでグロくはない…とおもう。

    ストーリーを説明するのが非常に難しい漫画の最たるもの。
    がんばって説明すると、


    恋人を殺された警察官が復讐殺人を犯してしまい、そのショックから逃避した時に新たな人格が目覚めてしまう。死んだように眠ってしまった警察官だった人格の代わりに日常を送る新たな「第2の人格」雨宮一彦は特技の「プロファイリング」を生かして探偵という名の警察の外注業を始める。
    左の眼球にバーコードに見える「痣」のある人間が次々殺される猟奇殺人が多発する中、時折途切れる記憶。
    探偵の人格・一彦とは別にこの体を支配する「第3の人格」「第4の人格」「第5の人格」がいることに気づいていく。
    ――猟奇殺人の被害者と同じ、眼球にあるバーコード。
    ――「雨宮診療所」の悪夢。
    ――そして現れた肉体を 「移動する」 人格。
    一つの体に人格が同居する、その驚くべき真実。
    恋人の死、猟奇殺人…すべてが「第2の人格」の発露・発達のために周到に仕組まれた計画だった――。


    本見ないで説明(てか概要のさわり的な…)できるのはこんなもんです。
    途中、多分、弖虎が現れてルーシー・モノストーンがうぅんで伸二がごにょごにょで美和がアレで一彦さんがソレで鬼頭があんななあたりまでは、盛大に「???」連発ばっかでしたが、ワカナがコレなトコまできて、やっと全貌がうっすら見えてきたというか。
    パズルのピースが出揃ったというか。
    多分キャラ萌えしてなかったらここまでついてこれなかったw
    間違いなく美和がアレで一彦さんがソレなあたりで挫けたと思う。

    今や僕の中で弖虎一人勝ち。

    萌えって大事って思った作品です。(これは間違った感想です)

    ちなみに、
    一彦さんと伸二と鬼頭と弖虎が大好きです(爆

  • 中学生のとき、こんな猟奇的な漫画を読んでいると知られたら
    警察に通報されてしまう、とビクビクしながら読んでいた。
    とてつもなくグロテスク、なのに美。
    ハナシが複雑で、理解はできていなかったようだ。あの頃。
    途中まで、読んだけれど、今はもう読んでいない。

  • こちらのコンビはMADARAの頃からファンですね。

    ストーリーは大塚 英志さんなので、ね。
    しかしなんでしょう、この画力。
    読みにくい人もいるのでしょうが、私はかなりのものじゃないかと思います。

    なかなか新刊が出ないのがもどかしいですね。

    雨宮一彦かっこよすぎ!

  • 最高でした

    5巻くらいまでは・・・・

  • 表紙の凸凹した手触りとマットな質感、めくって直ぐのトレース紙で人体の一部分だけを強調する様に他をぼやけさせた演出、もうそれだけで美しい! となるのに、内容が。
    タブーを無視した死体描写。グロテスクなのに、惹かれてしまう絵柄。まちさんの短髪が映画「ノイズ」のシャーリーズ・セロンの様なかっこ美しさで、見惚れてました。きっとこの漫画が世に出たこの時期、感化されてベリーショートにした人は私だけじゃない筈❗

  • かなり猟奇的な場面が多数出てくるんですが、ある種の美しさを感じてしまうのは作者の画力による所が大きいんでしょうね。

  • 完結記念に。
    事象ひとつひとつのインパクトはすごいけど、話のバックボーンにひとつも必然性を感じられなかったなぁ。

  • 電子書籍にての読了 多重人格探偵の雨宮が様々なサイコパスの犯罪を解決していく漫画人間上木鉢にはちょいとゾッとしましたが凄く面白い漫画でした。 凄く続きが気になります

  • モノクロが超クール。

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。

「2023年 『「14歳」少女の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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