新世紀エヴァンゲリオン (7) (角川コミックス・エース 12-7)

制作 : カラー 
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047134690

感想・レビュー・書評

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  • 7

  • 加持さんの過去と初号機の覚醒。

    シンジしか受け付けない初号機の意志と
    初号機に囚われるシンジ。
    魂の行きつく場所と行くべき場所。

  • それが明かされないことは知ってるんだけど、どこまでがゲンドウの計算通りなのか気になる。
    そして、なんでゼーレから使徒たるカオルくんがやってくるのか?綺麗に忘れてるのかその辺も明かされなかったのか?

  • 加持さんの子供時代とスパイをするようになったきっかけを語りシンジに呪いをかける(p83)。
    ミサトも含めて過去を忘れて幸せになって良いんじゃないかと思う。
    それが漫画版のラストの伏線かな?
    終わりの始まりの巻。

  • 角川コミックス・エース

  • スパイになった理由を告白するミサトの彼氏。
    クラスメートが死んだことで憂鬱になっていたシンジが戻ってきた

  •  もう原作アニメーションは完全に忘れているなと感じさせられた本巻。

     人は言葉を持っている。それは、他者(特に年長者)の経験を自らのものとし、自らの糧とし、さらに言葉によって内省を触発されることが可能になる。
     原作アニメーションでは語られなかった加持の過去譚。これを自分の経験に重ね合わせられるのが人であり、その可塑性を持つのが経験の少ないシンジのような少年少女なのだろう。

     そして「ゲンドウ」である。
     この後の展開は見えないが、使途の暴虐に対し人類の維持存続に大義を見出しているはずの彼。それがシンジを放逐した所以だろう。大義に役立たないシンジを殺さなかったのは、その存在に大きな関心がなかったから(どうでもよかったから)と推測されるが、しかし、それを裏切るのはシンジの母(ゲンドウの妻)である。
     そう、母となった女は男ではなく子を選ぶのだ。たとえ男の義に賛同したことがあったとしても、である。
     この女の有り様と、妻の変貌に絶句し茫然となる男。
     心底納得できる展開とそれを支える描写に脱帽である。

  • アニメ版にはなかった加持さんの子供の頃のエピソードが。
    幸せになってはいけないなんて、悲しすぎる。

  • 初号機の暴走。これはある意味で愛。「死んでも代わりはいるもの」しかしここでやっと半分。

  • ネカフェにて読了です。

    TVシリーズを思い出すなぁ。

    一つ違うとしたら、加持さんの過去が語られているところでしょうか。

    エヴァは一貫して心・内面のお話なんですが、この巻は「誰を犠牲として戦っているのか」が重点的に語られている気がします。

    同じセカンドインパクトに対する恨みでも、加持さんの場合「弟と友人を失った」ことがきっかけですが、ミサトさんの場合は「父を失った」からだったり。そしてシンジは、「トウジを失った」ということが前巻の話で付け加わりましたが、それだけにとどまらない父に対する情や母親に対する想いなど、これから彼自身で徐々に確かめていかなくてはならないことがあります。

    こういうトラウマと少しずつ向き合っていくのでしょう。14歳の少年には重過ぎるなぁと、繰り返し呼んでもやはり思ってしまう。

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