花子と寓話のテラー (1) (角川コミックス・エース)

  • 角川書店
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047136786

感想・レビュー・書評

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  • 寓話に取り憑かれる『寓話つき』という現象
    そんな不思議な事件を解決する「寓話探偵」をのお話です
     
    ミステリィタッチの作品ですが、メインはアクション
    コミックとしての特性を生かしている良作です
     
    主人公の探偵である亜想大介自身、「寓話探偵」という
    寓話に近い存在であり、その設定が武器であり、
    また最大の弱点として物語を上手く盛り上げてくれます
     
    1話から数話で1つの話になるという形式で話が進んできますが、
    最後のエピソード『トイレの花子さん』はとても儚く素敵な話で、
    最終回として相応しい盛り上がりを見せてくれます
     
    「花子と寓話のテラー、どちらを信じるの?」という問いは、
    名言の1つだと思います
     
    ただホラータッチという事で、ちょっとグロいシーンも多いのが
    唯一の欠点です

  • 全4巻。

    都市伝説を題材にした漫画。
    お馴染みの『トイレの花子さん』やら『テケテケ』などの妖怪チックなものから、『ピアスの穴と白い糸』『百回続けてしゃっくりをすると死ぬ』みたいな迷信もあったりします。

    怖くないので、のほほ~んと読めるけどちょっと物足りない感じがしました。

  • 都市伝説。まあ、読める。最後の事件が意味わからんが。

  • 後味悪いみたいなレビュー見た後だったので先入観抱きながら読んだ。うぅん。確かに。
    何かノリがアニメ版怪談レストランを彷彿とさせる。

  •  完全版が出ているらしい。ほしい。
     寓話にとりつかれてその人がその人でなくなってしまう。そんなひとたちが起こす事件を解決するにんげんと、花子さんw
     絵も丁寧ですし、よか、よか。

  • 予定調和なオチだけどしっかり怖がらせてくれたので満足。というか未来日記よりセンス良いかも。

  • ストーリー:8 画力:7 魅力:8 デザイン:8 構成:8 表現力:9 独創性:10 熱中度:10 センス:10 感動:9
    総合:88

    未来日記のあまりのセンスの高さに、続けてこちらも読んでみました

    個人的には未来日記の方が好きですが、それでも十分に面白いです
    何気に我妻由乃のキャラデザインがかなりツボって好きな事もあるので未来日記贔屓になっているかもしれませんが・・・

    とりあえず、冗談はともかくこの人の漫画は安定して面白いと思います

    安心してオススメできる漫画ではないでしょうか?

  • 「都市伝説」をテーマにしたミステリー。
    「寓話」と呼ばれる、人が思い込むことで実体化する都市伝説を解決するという探偵物だが、取り上げている都市伝説の使い方がなかなか面白い。

    主人公とパートナーやヒロイン周りの設定は、特に突出しているというわけではないが、奇をてらわない手堅い作りでよく出来てると思う。
    ちょっと主人公死に過ぎ(笑)なのはパターンかも。

    でも、花子さんが可愛いのでプラマイゼロに(自分は)できる。

    ストーリー進行に、謎解き物に重要なミスリードも上手く使われている。
    全4巻で完結となっているが、一気読みするにはちょうど良くてオススメ。

  • 2

  • 全4巻読了。最近『都市伝説』とか心霊とかに縁がある(?)ので、ぐいぐいと惹きつけられた。この物語ではないが、思い込むというか”信じる”ということは本当に紙一重なんだろうなぁと思う。そう”思う”ことで”現実”になってしまう恐さ…。本当の恐さというのは、まさにその部分なのかもしれない。

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